ココナッツパンチが引退

　わずかキャリア１戦で挑んだ第４４回弥生賞でアドマイヤオーラとクビ差の２着に善戦するなど、記録より記憶に残る馬としてファンが多かったココナッツパンチ（牡５歳、美浦・大久保洋吉厩舎）が、中間の調整中に右前脚に重度の屈腱炎を発症し、引退することになった。 　ココナッツパンチは、０７年２月の新馬戦を快勝。キャリア１戦で挑んだ弥生賞で、今週のアメリカJCCにも出走するドリームジャーニー、メイショウレガーロ、そして実力馬のタスカータソルテらに先着し、アドマイヤオーラとクビ差の２着に好走。キャリア２戦で皐月賞出走という快挙を達成した（結果は９着）。ダービー出走は叶わなかったものの、替わりに挑んだ目黒記念では、古馬のアドマイヤフジ、アドマイヤモナークらを退け、ポップロックとわずかクビ差の２着に好走し再びファンを沸かせた。 　その後はケガとの戦いで、わずかキャリア９戦での引退となった。 通算成績９戦１勝 主な実績 ０７年・弥生賞（ＧII）２着 ０７年・目黒記念（ＧII）２着 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ！ ★現役ジョッキー、競馬関係者のブログをチェック！