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【川崎記念】ヴァーミリアン不在なら負けられない! カネヒキリ

JCダートで国内外の猛者を相手に大復活したカネヒキリ(左)。いまが最盛期といっても違和感のない勢いでGI3連勝だ!

 ヴァーミリアン不在の一戦では負けられない! 明日28日に川崎競馬場で開催される第58回川崎記念(交流GI・ダ2100m)に昨年末ジャパンCダート、東京大賞典と国内最高峰のダートレースを2連勝したカネヒキリ(牡7、栗東・角居)が出走。有力メンバーの大半は東京大賞典で勝負付けが済んでおり、カネヒキリ断然ムードが漂う一戦だ。  屈腱炎を患い、2年4カ月もの間休養生活を余儀なくされた。しかし復帰2戦目、3戦目とGIのダートレースを連勝。かつて“砂のディープ”と呼ばれたカネヒキリは休養前に勝るとも劣らない強さを取り戻している。 「開きすぎず、詰まり過ぎず。ちょうどいいローテーションで疲れた様子はないね。脚元? うん、まったく心配のない状態だよ」と、清山助手は状態面に胸を張る。  21日、CWコースでの追い切りでは大幅先行させた2頭を余裕の手応えで追走すると、馬なりのまま同時入線。5F67秒3-?1F12秒6の好タイムをマークしエンジンに着火完了だ。25日の最終追いは仕上がっているぶん流しただけの調整となったが、フットワークは豪快そのもの。GI3連勝へ向け、視界は良好だ。    昨年後半はJBCクラシック、ジャパンCダート、東京大賞典と古馬勢に3度挑んで3度弾き返された。しかし明け4歳、成長力が期待される逆転候補が、08年ジャパンダートダービーの覇者サクセスブロッケン(牡4、栗東・藤原英)だ。管理する藤原師は「東京大賞典で負けた2頭は強かった。今回もそのうちの1頭がいるわけだけど、成長度合いではこちらでしょう。順調に来ているし、先手をとってなんとか頑張ってほしい」と、改めてのチャレンジに意気込んでいた。  昨年このレース2着のフリオーソ(牡5、船場・川島正)はジャパンダートダービー、帝王賞と大井2000mで行われた交流GI2勝の実績が光る。前走東京大賞典では、スタートで大きく出遅れながらも5着と健闘している。スタートが五分なら上位進出は必至。地方馬の意地を見せたいところだ。 ※関連情報 ★その他のニュース、レース回顧など最新情報もチェックだ!現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! ブログ王国を見逃すな!カネヒキリに騎乗するルメール騎手の対談などジョッキー、関係者のナマ声盛りだくさん!「インタビュー王国」

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