おしらせ
ゴール前追い比べを“予行演習”? エアシェイディ&ネヴァブション/アメリカJCC
エアシェィディ 美浦 ポリ 良 強め 80.2-64.6-51.1-37.8-11.8 ネヴァブション 美浦 ポリ 良 馬なり 81.6-65.6-51.5-37.9-11.8 昨年このレースの覇者で有馬記念でも3着に好走したエアシェィディ、そして日経賞勝ちの実績があるネヴァブション。伊藤正厩舎の誇るオープン馬2頭がアメリカJCCへ向けて併せ馬で最終調整を行った。 歴史的一戦と後に語られる昨年の天皇賞・秋でコンマ1秒差の5着と健闘。ハイレベルな闘いを経験したことによって「落ち着きというか、貫禄が出てきた」(伊藤正師)エアシェィディ。続くグランプリ・有馬記念では最強牝馬ダイワスカーレット、そして大外強襲のアドマイヤモナークに及ばなかったものの中団から鋭く伸び3着に食い込んだ。この1月で明けて8歳。古豪と呼ばれてもおかしくない年齢を迎えても、競走馬として一段とレベルアップを果たした印象だ。 「グランプリと同じぐらいのデキにはある。去年ここを勝ったときよりは確実にいいね」 と、伊藤正師は愛馬の状態面に太鼓判を押している。 伊藤正厩舎もう一枚の看板が07年日経賞の覇者ネヴァブションだ。昨年はシーズンのほとんどを休養に充て11月のアルゼンチン共和国杯で復帰(6着)、そしてジャパンCで7着、中山金杯で5着と複勝圏内にこそ入らないものの崩れない走りを見せてきた。 「前走は5着とはいえ、距離不足に加え前残りの展開で0秒2差だからまったく悲観はしていない。休養明けを使ってきて確実に良くなっているね」 と、使われつつの上昇に伊藤正師は手応えを感じている様子。 21日に行われたGII馬2頭による豪華併せ馬は、ネヴァブションが4馬身ほど先行する形でスタート。追走するエアシェイディがスムーズに脚を伸ばし取り付くと直線手前で馬体が並び、互いに譲らぬ追い比べとなった。結局ゴール板まで優劣つかず同時に入線。僚馬2頭の決着は、本番まで持ち越しとなった。 「内(ネヴァブション)の方が手応えが良かったように見えたけど、シェィディもあの態勢になってから渋太いんだ」(伊藤正師)と“判定”でも引き分けだ。 “予行演習”のVTR再現とばかり、伊藤正厩舎の中山巧者2頭がワン・ツ?を決める……そんなシーンがあってもおかしくない。 ※関連情報 ★エアシェィディ、ネヴァブションが出走するアメリカJCCのデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★騎手・関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!