おしらせ
【土曜京都メイン/北山S】叩かれ復調 ピサノデイラニ
明日土曜日、京都競馬場のメイン競走は準オープンのハンデ戦北山S(ダ1800m)だ。現級、しかも今回と同じ京都のダート1800m戦で勝利実績のある実力者ピサノデイラニ(牡5、美浦・藤沢和)が休養明けを叩かれつつ上昇気配を見せており、ここでは断然の人気を集めそうだ。 1年弱の長期休養明けから4戦を消化。前走大阪スポーツ杯では勝ったネイキッドにタイム差なしの2着に食い下がるなど、ピサノデイラニが着実に復調ムードに乗っている。最終追い切りでは主戦の横山典騎手(レースは安藤勝騎手)が跨って、芝コースで感触を確かめる程度の調整ながら軽快なフットワークを見せ、一連の好調は保っているところをアピール。 トップハンデ57・5キロを背負ってはいるが、メンバー構成は前走より大幅に弱化。圧勝までありそうだ。 同型ピサノとの逃げ争いをどう捌くかがカギとなるが、逆転候補はフサイチカムーン(牡5、美浦・池上)だ。昇級緒戦だった前走フェアウェルSでは14着。クラスの壁に弾き返された感もあるが、逃げて強い勝ち方を見せたウォータクティクスを2番手追走したもので、情状酌量の余地も十分にある。改めてマイペースの逃げを打てれば、ここでも好走は可能だろう。短期放牧からの帰厩後は順調にメニューを消化しており、最終追いでも美浦Dコースで5F66秒4?1F12秒0と上々の動きを見せた。「直線平坦の京都コースなら、行ききって渋太く走ってくれるはず」と、陣営も意気込みを見せている。 ダートで12戦しているが掲示板を外したのは初ダートだった明け3歳時の黒竹賞のみ。堅実な走りが身上のピエナポパイ(牡4、栗東・木原)も上位進出を目論む1頭。1600万下クラスへ昇級してから2戦は4着、5着という成績だが両レースともに前残りの展開のなか伸び切れなかったもので、力負けはしていない。ペースが前がかりになればだが、差し脚を活かして本馬が飛び込んでくる展開まで考えておきたい。 ※関連情報 ★その他ニュース、重賞追い切りニュースなど最新情報はこちらでチェック! ★JRA騎手・関係者のホンネが読める「ブログ王国」をお見逃しなく! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順公開後に無料公開開始! ★北山Sでアルバレストに騎乗するルメール騎手の対談などジョッキー、関係者のナマ声盛りだくさん!「インタビュー王国」