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おしらせ

前走は度外視 もう負けられまシェーン/共同通信杯

ウチパクを背に坂路で追いきったシェーンヴァルト。

栗東 坂路 重 一杯 54.0-39.7-26.5-13.3  朝日杯FSでは4番人気に推されたが、末脚不発のまま7着に終わったシェーンヴァルト。内枠が災いし、道中は馬群に包まれ身動きが取れなかった印象だ。鞍上を昨年の関東リーディング・内田博騎手にスイッチし、年明け初戦での巻き返しを期す。  今朝の最終追いは内田博騎手が栗東まで駆けつけ、坂路での併せ馬。古馬1000万下のタガノアッシュを半馬身ほど先に行かせ追いかけた。徐々にピッチが上がると、ゴール前では鞍上のゲキに応え激しい追い比べに。鋭く末脚を伸ばすと、クビほどの先着を果たした。  初めて本馬に跨った内田博騎手は「少し行きたがったけど、十分にコントロールはできたし、いい併せ馬ができた。終いの伸びも良かったし、芝なら弾けそうな感触がありますね」と、上々の手応えを感じ取ったようだ。  見守った岡田師も「最後までしっかりと、いいケイ古ができた。タガノは攻め駆けするからね。中山では持ち味を活かせなかったけど、府中なら思いっ切り末脚を活かせると思う」と、前走からの巻き返しに燃えていた。  北村友一から内田博幸へのスイッチ。よく見られる、単なる若手からリーディング上位騎手への乗り替わりに過ぎないのかもしれない。しかしシェーンヴァルトはデビューから一貫して、北村友騎手が手綱を取り、29日の一週前追いでもケイ古をつけている。心情的には、北村友騎手に乗ってもらいたかったファンが多いのではないか。だが「クラシックを目指すには甘いことはいってられない」という陣営の苦渋の決断。だからこそ、その決断を下した陣営にとっても、負けられない一戦になる。悔しさを押し殺して、シェーンヴァルトのケイ古をつけている北村友一のために。 ※関連情報 ★シェーンヴァルトが出走する共同通信杯のデータ、追い切り速報などレース情報はこちら!その他のニュース、重賞追い切りニュースなど最新情報はこちらでチェック!共同通信杯の出走馬、指数Xの前走数値はこちらで確認!!

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