人気はないが怖い馬 タケデンノキボー／シルクロードＳ

美浦　坂路　良　強め 54.0-39.7-26.5-13.3 　４走前、長岡特別、１２番人気１着（単勝６３.３倍） 　３走前、セプテンバーＳ、１４番人気１着（単勝５８.６倍） 　1000万クラスから２連勝を飾りオープン入りを果たし臨んだ尾張Ｓは、さすがにファンも「フロックではない」と感じたのか、単勝１５.４倍の穴人気に支持された。しかし、直線で前が塞がる不利もあり不完全燃焼。ここで陣営は尾張Ｓを省みて、マイルのニューイヤーＳへの出走を決める。前走は明らかに距離が長い印象だったが、マイルのペースでも折り合い面をクリアしたことで、再びスプリント戦のシルクロードＳへ参戦。ここ１本に照準を合わせ乗り込んできた。 　１週前に坂路で５０秒９と好時計をマーク。最終追い切りでも５１秒１と好タイムをマークした。前走時は脚元に考慮してか軽めの調整が目立ったが、今回はビッシリ乗り込むことができ、仕上がりは良さそう。叩き３戦目で気配は上昇カーブだ。 　最終追いを見守った奥平師は「妙に落ち着いているのが気にはなるが、仕上がりに関しては文句ない。あとはパンパンの良馬場で走らせてあげたいね」とコメント。今のところ週末は晴れ予報。願いは叶いそうだ。 　鞍上は０８年に単勝回収率150％を記録した大庭騎手。京都に参戦するのは４年ぶりだが、インコースを突くのが好きな騎手だけに、このコースは合いそう。尾張Ｓではサープラスシンガーよりも１キロ重い斤量だったが、今回は３キロも軽くなる。差しが決まり始めた京都の芝コースだけに、軽量、穴男の操るこの馬が、最も怖い存在だ。 ※関連情報 ★タケデンノキボーに騎乗する、大庭ジョッキーの公式ブログ「走るのは馬ですから?！」はコチラ ★タケデンノキボーが出走するシルクロードＳのデータ、追い切り速報などレース情報も必見！ ★その他のニュース、重賞追い切りニュースなど最新情報はこちらでチェック！ ★シルクロードＳの出走馬、指数Ｘの前走数値はこちらで確認！！