おしらせ
逆転の女王へ?ダノンベルベールが始動/クイーンC
美浦 坂路 良 馬なり 50.8-37.2-24.4-12.2 2馬身半差。自信を持って挑んだGIで、ダノンベルベールは女王の影さえ踏むことができなかった。アッという間に駆け抜けていった同期の怪物。だが、簡単に白旗を上げるつもりはない。4月、桜の舞台で相まみえることになるであろうブエナビスタ。宿敵と戦う前に、決して負けるわけにはいかないのだ。 前走(阪神JF2着)後は短期放牧に出されたベルベール。1月下旬に帰厩し、坂路を中心に順調に乗り込まれた。当初はチューリップ賞から始動するプランもあったが、2勝して相性のいい東京コースということもあり、予定を早めてここからの始動戦となった。 後藤騎手を背に坂路で行なわれた最終追い切りは、僚馬リリアーレ(3歳500万下)と併せ馬を敢行。パートナーを3馬身追いかけるかたちでスタートし、馬なりのまま残り1Fで並びかけると、軽快なフットワークで1馬身先着。まさに格の違いを見せ付ける格好となった。 「追い出したら楽にかわしてくれたね。順調に仕上がっているし、先週よりも馬体の張りはさらに良くなっているよ。どんな競馬でもできるし勝負根性もある馬。斤量差(他馬より1キロ増)がどう出るかだけど、期待しているよ」と、国枝師は愛馬の状態に満足げな様子だ。 クイーンC後は賞金的にも桜花賞への出走は当確のため、トライアルには出走せず、早い段階で栗東トレセンに移動して本番に臨む予定。ライバルと同じ環境で調整を進めることになる。ここはあくまで通過点。逆転の女王獲りへ狼煙を上げる一戦だ。 ※関連情報 ★ダノンベルベールはS評価!充実のレース情報はこちら ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始! ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!