おしらせ
【土曜京都メイン/京都記念】歴戦の古馬が激突!
明日土曜日、京都競馬場のメイン競走は古馬中距離重賞の京都記念(芝2200m)。13頭立てのレースとなったが、そのうち古馬の仲間入りをしたばかりの4歳馬はわずか2頭。このレースに限っては世代交代はなく、昨年このレースを制覇しているアドマイヤオーラ(牡5、栗東・松田博)が人気の中心になりそうだ。 DWで行なわれたアドマイヤオーラの最終追い切りは、先行する僚馬を追い掛け抜き去った後、さらにもう一頭前を走る馬を捕らえにかかるというハードな内容。自身は6F84秒4のタイムをマークした。騎乗した高田騎手(レースは安藤勝騎手)は 「抜け出して1頭になると気を抜くので、最後まで前に馬が見える形にしました。最後まで集中していたし、前走を叩いて良くなっている。もっと上を目指せる馬だから、期待したいですね」 と、期待の大きさをうかがわせるコメントだ。 サクラメガワンダー(牡6、栗東・友道)は、前走の鳴尾記念で約1年ぶりの勝利を挙げ、勢いに乗ってこのレースに挑んできた。中間から付きっ切りで調教に騎乗している主戦の福永騎手は 「ここにきてこの馬らしい動きになってきた。久々でも崩れることは無いと思う」 と、自信満々の表情。管理する友道師も 「ここで好走すれば、香港遠征も考えている。いい結果になってくれることを期待しているよ」 と、ここはあくまで通過点といったところか。 牡馬2強に挑むのは、女王カワカミプリンセス(牝6、栗東・西浦)。前走の有馬記念は、果敢にダイワスカーレットを負かしに行ったが7着に敗退。それでも西浦師は 「前走はダイワを負かしに行ってよく粘っていた。この中間は厩舎に置いてここを目標に調整してきた。順調に来れたし、いい滑り出しを期待したいね」 と、悲観的になることは無かった。京都2200mは3歳時に、降着はあったもののエリザベス女王杯を1着で駆け抜けている舞台だけに、牡馬の壁を破る可能性は十分有るはずだ。 忘れてはならないのが、菊花賞馬アサクサキングス(牡5、栗東・大久保龍)。その菊花賞以来勝ち星から遠ざかっているが、京都コースは3戦2勝3着1回と崩れていない。 「本当はもう少し先で復帰させようと思ってたんだけど、放牧先で具合が良すぎたから早めに復帰させることにしたんだ。2週連続でハードに併せ馬を消化して気持ちも入ってきたし、結果にこだわりたいね」 と、感触は上々のよう。春のGI戦線に胸を張って出走するためにも、ここで賞金を加算したいところだ。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切りニュースなど最新情報はこちらでチェック! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順公開後に無料公開開始! ★京都記念にも騎乗する安藤勝己騎手、横山典弘騎手など、競馬関係者の本音が聞ける!「インタビュー王国」も要チェック! ★JRA騎手・関係者のホンネが読める「ブログ王国」をお見逃しなく!