おしらせ
世代交代へ、サクセス→カジノ4歳馬でワンツー!/フェブラリーS
22日、東京競馬場で行われた今年最初のGI・フェブラリーS(ダ1600m)は、6番人気の伏兵サクセスブロッケン(牡4、栗東・藤原英)がカジノドライヴ、カネヒキリとの壮絶な叩き合いを制し快勝。中央GI初勝利を成し遂げた。 まさに執念。ジャパンCダート、東京大賞典、川崎記念の3戦は7歳馬勢に歯が立たず。しかし陣営にはハナから、結果に悲観する様子はなかった。「マイルなら違う」。これまで長めの距離では先輩たちの後塵を拝してきたが、マイルでの巻き返しを密かに狙っていたのだ。 今回からパシュファイヤーを装着。また鞍上・内田博騎手の提言で、ハミも以前のものに戻した。中間はプール調教も取り入れ、最終追いは坂路で53秒4。これでダメなら世代交代は叶わないと思えるほど、態勢は万全だった。 また、2着争いはカジノドライヴがカネヒキリをアタマ差おさえ入線。3着にカネヒキリがなんとか面目を保った形だが、世代交代の足音は確実に聞こえてきているといえるだろう。なお配当は馬連4,710円、馬単14,070円、3連複5,730円、3連単57,720円の高配当。2番人気のヴァーミリアンは6着に敗れ、掲示板すら確保できなかった。 ★内田博騎手のコメント 「これまで長めのところで抑える競馬を試してきたのが、このマイル戦で活きたのだと思います。やんちゃな面もだいぶ解消してきて、今日は落ち着いていましたね。折り合いもスムーズでしたし、ある程度速めの流れも、この馬に合っていたのだと思います。結果が出なくても我慢強く乗せてくれ、そしてこの大一番に向けビッシリ仕上げてくれた関係者に感謝したいと思います」 ※結果、配当は主催者発行のものと照合してください。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切りニュースなど最新情報はこちらでチェック! ★現役ジョッキーや調教師のブログはこちらでチェック! ★フェブラリーSの全着順・配当はレース結果で確認!! ★フェブラリーSを制した内田博騎手の本音が読める『インタビュー王国』