おしらせ
【日曜阪神メイン/大阪城S】休み明けでも!レインボーペガサス
今週日曜日、阪神競馬場のメイン競走はオープン特別の大阪城S(芝1800m)だ。昨年このレースを制しており、その後新潟大賞典でも勝ち星を挙げているオースミグラスワン(牡7、栗東・荒川)、そしてきさらぎ賞勝ちがあり、日本ダービーで5着だったレインボーペガサス(牡4、栗東・鮫島)の2頭の実績が抜けている。しかし、両馬ともに休み明けでの臨戦。近走でいい走りを見せてきた勢力にも付け入る隙がありそうな一戦だ。 8番人気と低評価のなか、鋭い差し脚を駆使して昨年のきさらぎ賞を制したのがレインボーペガサスだ。その後皐月賞で4着、日本ダービーで5着と好走。夏季は函館競馬場で調整されていたが、そこで腸骨骨折のアクシデント、半年間の休養を余儀なくされた。 2月上旬に帰厩。追い切り本数は正直まだ不足している印象だが、ここへの最終調整となった4日CWコースでの追い切りでは大きく先行した僚馬を余力残したまま追い詰めた。息がどこまで戻っているかはどこまでいっても懸念材料だが、闘争心のスタンバイは完了している。 昨年は4角14番手から上がり33秒9の豪脚でこのレースを勝利。同年5月の新潟大賞典では31秒9をマーク(コーナーのあるコースではJRA最速記録)するなど末脚の爆発力には定評のあるオースミグラスワンも休み明けでここに挑む1頭。 「直線が長いコースで走らせたいから、ここを始動戦と考え調整してきた。やっぱり良馬場でやらせたい」と、管理する荒川師は祈るような口調で語る。 最終追いは坂路で終い重点に追われ、上がり1Fは推定12秒台後半(計時はエラー)をマーク。こちらも追い本数少な目ではあるが、態勢整っていると見ていいだろう。 骨折からの休み明けだった前走オープン特別・白富士Sで2着と好走したフォルテベリーニ(牡7、栗東・加用)は、反動もなく上昇気配にある。最終追い切りは同じく大阪城Sに出走する僚馬マストビートゥルー(牡6、栗東・加用)との併せ馬。終いハードな追い比べはフォルテが制し、叩かれた上積みの大きさを感じさせた。ムラ駆けなタイプだが、状態の良さと斤量55キロを利しての大駆けがあってもおかしくない。 ★その他のニュース、重賞追い切りニュースなど最新情報はこちらでチェック! ★大阪城Sでフォルテベリーニに騎乗する村田一誠騎手の公式ブログ「一誠風靡」は絶賛更新中! ★その他JRA騎手・関係者のホンネが読める「ブログ王国」をお見逃しなく! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順公開後に無料公開開始!