おしらせ
実力は世代トップクラスだ!ナカヤマフェスタ/弥生賞
美浦 ポリ 重 馬なり 63.9-49.0-35.8-12.1 1番人気で挑んだ前走・京成杯は4コーナーの勝負どころですぐ横に位置していたサンライズキールが突然競走中止。直接の“被害”は被らなかったが、それに驚いていったん勢いにブレーキがかかるアクシデントがあった。直線に入ってもコース取りに手間取り、ジグザグと進路を変えるロスがありながら勝ったアーリーロブストにクビ差まで迫っての2着。「まともならどれだけ……」と思わせる走りを見せたのがナカヤマフェスタだ。 東京スポーツ杯2歳S勝ちがあり、賞金面では不安なし。皐月賞直行のプランもあったが放牧による回復が早かったこともあり、同世代の強者たちの実力を測るべくトライアル・弥生賞に挑む。 東スポ杯では後に共同通信杯を制するブレイクランアウトを2着に下しており、京成杯での一件も併せて考えれば世代トップクラスの実力が本馬に備わっているのは間違いないところだ。しかし、管理する二ノ宮師は 「日を追うごとに力強くなっていますが、まだまだ成長途上な馬ですね。馬体もまだ重いと思います。皐月賞本番と同じコース・距離ですから、ここでいい結果を出してくれれば楽しみなんですけどね」 と、慎重な姿勢を崩さない。 1週前追い切りに続き、最終追いには主戦の蛯名騎手が跨った。3歳馬2頭を先行させる併せ馬で、直線最内に潜り込み、1頭は交わしたもののもう1頭にはわずかに及ばないフィニッシュだった。 「ちょっと柔軟さに欠けるところがあったかな。ただ、時計そのものは出ているし先週より良くはなっているんだと思う。能力と勝負根性は間違いなくあるしね」 と、蛯名騎手からはやや辛口ながらパートナーの底力を信じるコメントが聞かれた。 陣営はあくまでステップレースと捉えており、ある程度余裕を残した状態でナカヤマフェスタは挑む。無敗のロジユニヴァースにGI馬セイウンワンダーと強敵は揃ったが、その状態で互角以上の戦いを見せるようなら、本番での楽しみも大きくなる。 ★ナカヤマフェスタが出走する弥生賞や、オーシャンS、チューリップ賞などの重賞データ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!