おしらせ
【今週の重賞】[東京新聞杯]ヴァンドギャルド 重賞2勝目狙う [きさらぎ賞]ヨーホーレイク 広い中京は向く
■2月7日、東京競馬場で東京新聞杯(GIII、芝1600m)が行われる。
ヴァンドギャルド(牡5、栗東・藤原英)は、一昨年秋に3連勝を飾って条件クラスを卒業。オープン昇格2戦目の昨年4月マイラーズCで3着、10月の富士Sで快勝し重賞初制覇を果たした。続くマイルCSはかなり強いメンバー構成でさすがに勝ち負けにならなかったが、上々の末脚を繰り出し6着に食い込んでいる。GIIIの相手関係なら最上位級の力量馬だろうし、コースも富士Sと同じ。勝ち負けの競馬に期待していい。帰厩後の速い時計は2本のみだが、2本とも素軽い動きを見せており牧場での調整は至極順調だったようだ。今週しっかり動ければ力を出せるはず。
シャドウディーヴァ(牝5、美浦・斎藤誠)は、昨春のヴィクトリアマイルが3角でごちゃつき10着、エプソムCが不良馬場に泣き16着に沈んだが、フローラSで2着、昨年このレース2着、昨年の府中牝馬Sで2着があり東京適性は十分に高い。前向きな気性で休み明けでも走れるタイプだし、よほど馬場が悪くならなければ走破圏内入りは十分あるだろう。先週のウッドコース追いではお釣りを残して5F66秒を切る数字をマーク。中10週取ってリフレッシュした効果は大きそう。
ほか、一気の距離短縮で新味を見せたいヴェロックス(牡5、栗東・中内田)、東京得意の実力馬ダイワキャグニー(セ7、美浦・菊沢)、デイリー杯2歳Sの4着やアーリントンC5着など同世代相手のマイル重賞で健闘していたトリプルエース(牡4、栗東・斉藤崇)、重賞初挑戦だが相手なりに走れており通用の雰囲気漂うサトノウィザード(牡5、栗東・松田)らも上位進出を狙う。
■2月7日、中京競馬場できさらぎ賞(GIII、芝2000m)が行われる。
ヨーホーレイク(牡3、栗東・友道)は、デビュー戦と1勝クラス特別・紫菊賞を連勝。3戦目のホープフルSが試金石の一戦だったが、直線で最速タイの末脚を繰り出し0秒3差に3着に入った。勝ち馬ダノンザキッドが万事スムーズだったのに対し、ヨーホーレイクは出負けして接触する不利があったことを考えれば世代トップクラスの力量の持ち主と言って差し支えないだろう。素直で癖がないタイプで初の左回りをそこまで苦にするとは思えず、広い中京は前走より走りやすいはず。ここでタイトルを掴み、クラシック本番へ名乗りを挙げたいところだろう。調教ではややモタモタしているが、もとよりそこまで動かないタイプ。先週は3頭併せでしっかり負荷を掛けられて問題なかったあたり、2カ月半ぶりだった前走から気配上昇を見込める。
ほか、京都2歳Sで2着だったラーゴム(牡3、栗東・斉藤崇)、前走・ホープフルSでは逸走から競走中止となってしまったが、素質は上位のランドオブリバティ(牡3、美浦・鹿戸)、新馬戦と1勝クラス特別連勝後、朝日杯FSでは7着だったドゥラモンド(牡3、美浦・手塚)らにも注目だ。
(Text:Nishimura)
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