おしらせ
【今週の重賞】[根岸S]中6週レッドルゼル 重賞初Vだ [シルクロードS]モズスーパーフレア GI勝ちの舞台で復帰
■1月31日、東京競馬場で根岸S(GIII、ダ1400m)が行われる。
レッドルゼル(牡5、栗東・安田隆)は、ダート短距離戦でそつなく中団に構え、終いにしっかり脚を使う取り口が売り。過去ダート13戦で掲示板外が2回という安定感を誇り。前走カペラSではクビ差2着と重賞で勝ち負けできるところまで来た。過去崩れた2回は中2週と中3週。今回は中6週と間隔を取っているし、過去東京では2戦して1勝とクビ差2着でさらに信頼度アップだ。初重賞制覇のチャンス到来。2週前、先週と坂路4Fで51秒台を連発。一連の好調をしっかりキープできている。
アルクトス(牡6、美浦・栗田)は2019年プロキオンS勝ち、そして昨年秋には交流GI・南部杯ではレコード勝ちと力は今回の相手関係では一枚上。左回りコースとの好相性も見逃せず、実際2019年5月には東京ダート1400mの欅Sを制している。実績がある分斤量59キロを背負うが、前走時で544キロの大型馬。そこまでの割引は必要なく走破圏入りの可能性十分だ。馬場が渋ればなおいい。先週のウッドコース追いはややチグハグな内容で終いに失速したが、活気そのものは十分。力を出せる態勢にはありそう。
ほか、叩き2戦目だった前走東京ダート1400m・霜月Sを快勝したヘリオス(セ5、栗東・寺島)、霜月Sで3着、すばるS勝ちと充実ぶり目立つ明け4歳馬テイエムサウスダン(牡4、栗東・飯田雄)、初の1400mがどうかだが2019年武蔵野Sで2着、昨年フェブラリーSでの5着など東京コースで崩れていないタイムフライヤー(牡6、栗東・松田)、昨年JRA勢を相手にJBCスプリントを制したサブノジュニア(牡7、大井・堀千)らも上位進出を狙う。
■1月31日、中京競馬場でシルクロードS(GIII、芝1200m)が行われる。
モズスーパーフレア(牝6、栗東・音無)は、圧倒的なスピード能力を武器にケレン味なく逃げ2019年スプリンターズSで2着、そして昨年3月の高松宮記念で待望のGI初制覇。昨年秋は荒れた馬場に勢いを削がれスプリンターズSで10着、初ダート挑戦のJBCスプリントで4着と力を出せなかったが、主導権を握る自分の競馬はできていた。力に衰えなし。実質トップのハンデ56.5キロは楽ではないが、この斤量を背負って昨夏北九州記念では2着に入れていた。こなせる範囲だ。GI勝ちと同舞台なら、首位争い必至だろう。先週は手応えにお釣りを残して坂路4F49秒8の猛時計を叩き出した。態勢十分。
ほか、休養明けでの好成績が目立つライトオンキュー(牡6、栗東・昆)、久々の千二がどうかだがNHKマイルC勝ちの底力は侮れないラウダシオン(牡4、栗東・斉藤崇)、昨年の高松宮記念で1位入線(4着に降着)しており力は見限れないクリノガウディー(牡5、栗東・藤沢則)らにも注目だ。
(Text:Nishimura)
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