鳴尾記念勝ちステイインシアトルが現役引退　乗馬に

2017年の鳴尾記念（GIII、芝2000m）を制したステイインシアトル（牡10、栗東・池江）が1月21日付けでJRAの競走馬登録抹消、現役引退となることが発表された。今後は滋賀県甲賀市の甲賀ファームで乗馬となる予定とのこと。

同馬は2014年4月にデビュー。脚部不安があり長期休養を挟みつつの稼働だったが着実に勝ち鞍を重ね、オープン昇級2戦目、古馬重賞初挑戦だった2017年6月の鳴尾記念で重賞初制覇を果たした。以降も順調さを欠きながら芝中距離のオープンクラスで活躍。2020年10月のオクトーバーS（15着）を使われたあと、復帰を念頭に牧場で調整されていたが結局そのオクトーバーSを最後にターフを去ることになった。

▽【ステイインシアトル】
父ステイゴールド
母シアトルサンセット
母父Belong to Me
通算16戦5勝

《重賞勝鞍》
2017年　鳴尾記念（GIII）

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