おしらせ
【ダイオライト記念(船橋)】ここは実績が違う!連覇に挑むフリオーソ
明日11日、船橋競馬場で重賞・第54回ダイオライト記念(交流GII・ダ2400m)が開催される。地方交流重賞においてはJRA所属馬がここまで13連勝。しかし、今回はJRA勢のメンバーが若干見劣りする印象があり、昨年このレースの覇者フリオーソ(牡5、船橋・川島正)にJRA勢連勝ストップの期待がかかる。 前走川崎記念では果敢に主導権を奪うレースで、勝ったカネヒキリに0秒1差の2着。昨年のダイオライト記念や帝王杯(大井)でもJRAの強豪と互角以上の戦いを見せてきたフリオーソの実績は、ここでは何枚も抜けている印象だ。前走後は間隔をあけ、連覇にむけてじっくり調整されてきた。 「ここ一本に絞って調整してきた。このメンバーでは負けるわけにはいかない」 と、管理する川島師は必勝態勢で臨む構えだ。7日、船橋競馬場での追い切りは余力を残した状態で5F64秒6。やや時計を要したが「このひと追いで変わってくる」と、師は状態面には胸を張る。連覇への視界は良好だ。 気配の上昇度で注目したいのがルースリンド(牡8、船橋・矢野)だ。前走、大井競馬場で行われたオープン特別・金杯競走では休み明けの急仕上げながら2着。叩かれた上積みは大きく、確実に前走以上の状態でここへ挑んでくる。 「金杯は仕上がり途上だったけど、力を見せてくれた。中間はとにかく順調で、いいデキで臨めそう。メンバーは揃っているけど、地元でなんとか」 と、矢野師は愛馬の順調さに目を細める。蟻洞など脚元の不安で休み休みの競走馬生活を送ってきたが、長距離では確実に力を発揮するタイプ。状態面の良さから、一発があってもおかしくない。 JRA勢のなかではロールオブザダイス(牡4、栗東・角居)が最有力の1頭だろう。条件戦を3連勝しオープン入りした後、5着、11着。しかし、続いて出走した重賞・佐賀記念では2着と、地方コース独特の深い砂への適性を示した。その後フェブラリーSに登録もあったがパスし、ここ目標に乗り込まれている。 「体調が安定してきて、ケイ古でもしっかり追えるようになってきた。楽しみだね」と、担当の清山助手は大きく意気込んでいる。船橋の砂とも好相性ならば、佐賀記念に続く好走もありえる。 ※関連情報 ★その他のニュース、レース回顧など最新情報もチェックだ! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! ブログ王国を見逃すな!