おしらせ
アネモネS出走馬情報
ツーデイズノーチス(牝、美浦・斎藤誠) 昨秋の東京で未勝利勝ちから約5ヶ月の休み明けとなる同馬。「東京戦でも使えたくらいで、大型馬の牝馬でも仕上がりに関しては問題ないですよ。休養前は色々とまだ気性面に若さがあったり、レース中に軽い捻挫などがあってまともな状態で出走できませんでしたからね。それでも何とか結果を残しているように潜在能力は高い馬なんです。中間は坂路主体の調整ですが、とにかく追ってからの反応が良くて、終いも12秒を切る好時計で動いていますからね。正海(松岡騎手)もこの馬で桜花賞を狙っている、と未勝利を勝ったときに言っているくらい期待は大きいんです。発馬が今ひとつなので、中山コースが鍵になりますが、2走前に今回と同じ条件で好走していますからね。何とか権利を取ってもらいたいですよ」と厩舎スタッフ。 リュシオル(牝、美浦・小島太) 前走は内々で脚をためて、直線楽に抜け出す強い競馬を見せた同馬。追い切りにまたがった小島良助手は「中1週になるので軽めの調整だが、終いまでしっかりした脚色で好調をキープしているね。未勝利を勝つのに時間を要したが、その経験がレースセンスを身につけさせて連勝したのだと思う。桜花賞への権利は2着までだが、勝って本番へ駒を進めたい」と自信を持っていた。 アンプレショニスト(牝、美浦・畠山吉) 2週前の500万下を除外されて、アネモネSへの出走となったが、畠山吉師は「先週の黄梅賞のプランもあったが、牡馬混合の500万下なら、オープンでも牝馬同士の方が分がいいと判断してアネモネSに決めました。前走は直線を向くまではいい感じだったが、直線で内が開かず、外へ出すにも苦労してチグハグな競馬になってしまった。中山マイルは器用さが求められる条件だが、折り合いさえつけばしまいは確実なので、多少外を回っても追い込みに賭けたい」と教えてくれた。 アイアムネオ(牝、美浦・奥平) 新馬勝ち直後のフェアリーSで2着となった同馬。「中間は少し体が立派だが、今週の追い切りで仕上がるはず。前走は勝った馬はスムーズな競馬。こちらはスタートで後手を踏んだし、道中は動きたくても動けない競馬。直線も抜け出すスペースが少なかったし、それでも2着に来るのだから力はある。まともだったら勝っていた。同厩舎のフェルミオンは春菜賞で2着に好走したが向こうは奥がない馬。それに対してこちらはまだまだ伸びる器だしここを勝って桜花賞に駒を進めたい」と陣営の期待は大きい。 レイナクーバ(牝、栗東・石坂) 坂路で熊沢騎手が跨って単走で追われたが、53秒9?39秒9?26秒5?13秒4の時計をマーク。「時計は前走時と同じくらいでしたが、手応えは今回の方が楽だったとジョッキーは言っていましたよ。中山への輸送でイレ込まないかがカギになりますが、当日落ち着いて臨めれば楽しみですね」と古川助手。馬場の悪い内から一気に抜け出した初戦の内容から瞬発力は非凡なモノがある。抽選を突破して出走が叶えば一発は十分。