ＧＩ２勝の輝きを取り戻す！トールポピー／中山牝馬Ｓ

栗東　坂路　良　一杯 53.8-39.0-25.2-12.5 　阪神ＪＦ、オークスとＧＩ２勝を挙げ、世代をリードしてきたトールポピー。しかし、昨秋はローズＳで６着、１番人気に支持された秋華賞では１０着と大敗し、その輝きは影を潜めてしまった。もう一度華やかな舞台で花を咲かせるために?トールポピーの０９年が幕を開ける。 　放牧先からふっくらとした馬体となって帰ってきた本馬は、坂路とコース追いを併用し着々と態勢を整えてきた。１１日の最終追い切りは坂路でナイトフッド（３歳新馬）と併せ馬を行ない、貫禄の走りで３馬身先着。前半から気合い十分に駆け上がり、仕掛けられ瞬時に反応すると鋭い末脚を繰り出し、終いは１２秒５をマーク。コンディションの悪い馬場を考えると、全体時計も上々といっていいだろう。 　追い切りに跨った池添騎手は「抜け出してからちょっと頭を上げるようなところもあったけど、いい感じで動いていましたし、反応は良かったですね」と、まずは及第点。続けて「これまでの休み明けと比べてもいい仕上がりだと思う。あとは実戦勘がどうかだけど、どう乗ればいいか分かってますから」と語るように、デビューから一貫して手綱を取るパートナーへの信頼は厚い。 　昨秋は不甲斐ない成績に終わり、陣営は巻き返しに必死。「気持ちも入っているので、間隔が開いていても問題ないです。ここまで計画通りに進んでいるし、好レースになると思いますよ」と、清山助手は期待を込める。成熟した大人になったトールポピーが、再び大暴れしてくれるに違いない。 ※関連情報 ★トールポピーは追い切り情報でＳ評価！中山牝馬Ｓのデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ！ ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」は枠順確定後に無料公開開始！ ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載！　史上最強のブログ王国も要チェックです！