得意の中山で積極的な競馬を?ザレマ／中山牝馬Ｓ

栗東　坂路　良　一杯 53.4-38.9-25.8-13.1 　前々走のターコイズＳで鮮やかな逃げ切り勝ちを果たし、約１年８カ月ぶりの白星を手にしたザレマ。その勢いで挑んだ前走の京都牝馬Ｓは、１番人気に支持されたもののスムーズな逃げが打てずに３着に敗れた。 　しかし、一時の不振を脱し、積極的な競馬でここ２走は結果を残すことができた。今回の舞台は中山1800ｍ。前々でレースのできる本馬にとっては大きなアドバンテージになるだろう。 　近走のデキのよさはケイ古にも表れている。安藤勝騎手が跨った坂路での最終調整は、前半からスピードの乗りが目立ち、追われてからも軽快な脚取りで駆け上がった。短期放牧明けとなるが馬体の緩みも見られず、一連の好調子をキープしている。 「今日は終いを伸ばした程度の内容。馬場状態を考えればこんなもんだろう。追い出してからモタモタするのはいつものことだし、いい感じだと思うよ」と、同騎手は合格点を与えた。さらに「中山の坂は問題ないし、今の時計のかかる芝は合っていると思う」と、手応えを感じている様子だ。 　まだ重賞勝ちのない本馬だけに、５５キロのハンデはやや見込まれた感がある。だが、裏を返せばハンデキャッパーに実力を認められている証拠。けれん味のない逃げ脚で、並み居る強豪を封じ込めても何ら不思議ではない。 ※関連情報 ★ザレマは重賞データ予想でＳ評価！中山牝馬Ｓのデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ！ ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」は枠順確定後に無料公開開始！ ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載！　史上最強のブログ王国も要チェックです！