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【土曜阪神メイン/若葉S】2着不要!ヤマニンウイスカー

新馬戦で非凡なセンスを見せたニシノホウギョク(手前)。1戦1勝の良血馬が皐月賞の権利獲りに挑む。

 明日土曜日、阪神競馬場のメイン競走として行われるのは上位2頭まで優先出走権が与えられる皐月賞トライアル・若葉S(芝2000m)だ。重賞で好走経験ある馬、重賞馬を母や兄姉に持つ良血馬が揃ってはいるが、ここではリクエストソングやアーリーロブストと好勝負を繰り広げてきたヤマニンウイスカー(牡3、栗東・池江郎)が中心的な存在だろう。  新馬戦こそ10着に沈んだが、それ以降は連対を外さない堅実な走りを見せてきたヤマニンウイスカー。前走、小倉で行われた500万下特別戦ではいったん前が塞がる不利がありながら、改めて最内に進路を取ると直線で抜群の伸びを見せる快勝劇を見せた。  前走後も順調に調整されており、最終追い切りではDWコースでびっしり追われると併せた相手を7馬身置き去りにする絶好の動きを披露した。 「(前走は)直線で前が開くと他とは違う脚で伸びてきた。阪神の広い馬場なら更に期待したい」と、担当の大久保助手は意気込む。また、追い切りに跨った藤岡佑騎手は「以前乗ったときより成長してますね! 今後のためにもしっかり勝って賞金を加算したいレースです」と、こちらも大きな手応えを感じた様子。デビュー時からの最大目標・日本ダービー進出のために「2着は不要!」の心構えで陣営は挑む構えだ。  今回と同条件の阪神芝2000mで行われた新馬戦でデビュー勝ちを収め、ここに挑むのが姉にニシノフラワー(桜花賞勝ちなど)を持つニシノホウギョク(牡3、栗東・河内)だ、新馬戦での走破時計は平均以下だが、超スローペースを好位でしっかり折り合い、逃げた馬をクビ差捉えた内容は非凡なセンスを感じさせるものだった。最終追い切りはファルコンSに出走する僚馬メイショウアツヒメを5馬身突き放す内容で、仕上がりには問題はなさそう。センスあふれる良血馬が、キャリア組を尻目にあっさり皐月賞の権利獲りを果たす走りを見せるか。    シンザン記念、共同通信杯と続けて3着。重賞で好走を続けてきたトップカミング(牡3、栗東・境)も皐月賞進出を目論む1頭。2000mは初の距離になるが「道中遊ぶようなところが出てきたので、距離延長も大丈夫じゃないかな。なんとか権利を獲ってほしいね」と、陣営はやれる手応えを感じている。最終追いは坂路4Fで55秒2(一杯)をマーク。平凡な時計だが、もともとケイ古駆けするタイプではなく好調そのものはキープできていると見ていいだろう。強いメンバーと闘ってきた経験をレースで活かしたい。 ★3位カノンコード「716」……2位ヤマニンウイスカー「729」……1位●●●●●●「736」 若葉Sの「指数X」は無料公開中!その他のニュース、重賞追い切りニュースなど最新情報はこちらでチェック!その他JRA騎手・関係者のホンネが読める「ブログ王国」をお見逃しなく!

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