おしらせ
変則ローテも元気いっぱい!アーバニティ/高松宮記念
美浦 南W 良 馬なり 65.5-51.1-38.8-13.1 韓国馬事会杯(1着)から連闘で挑んだ前走のオーシャンSで、重賞初制覇を果たしたアーバニティ。内々の狭い馬群をこじ開ける勝負根性を見せての快勝は、スプリント界に新星誕生を予感させるものだった。 今回は連闘→中2週と異例のローテーションでGIに挑むが、「疲れが心配だったけど、先週、今週の追い切りでの軽快な動きからも、その心配は吹っ飛んだね」と、古賀慎師が話すように、馬は元気一杯だ。 その今週の最終調整は柄崎騎手(レースは横山典騎手)が跨り、Wコースを単走で行われた。前半から勢いよくペースを上げて走り、馬場の外々を回るもフットワークは軽快そのもの。直線へ向いても余力十分で、馬なりながら最後まで脚色は衰えることなくゴール板を駆け抜けた。 「単走で気分よく走らせたが、予定通りの時計だし満足のいく動きだった」と、師は手応えを感じつつ「GIへ出走できるのは幸せなこと。姉(スティンガー)に少し近づいてきたかな」と、調教助手時代に接した名馬に、愛馬を重ね合わせた。 思えば、名馬の半弟として期待を集めたが、デビュー戦でシンガリ負け後、骨折が判明し地方へ移籍(ホッカイドウ→園田)。昨年5月に中央へ戻り、徐々に力を蓄え、ついにGIの舞台まで上りつめた。「どん底から短期間で這い上がってきたのは良血の底力」(横山典騎手)。7年前、姉が3着に敗れた舞台で、弟が大輪の花を咲かせようとしている。 ※関連情報 ★アーバニティが出走する高松宮記念のデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載!