おしらせ
死角なし、堂々の主役だ!ブエナビスタ/桜花賞
栗東 DW 良 直一杯 81.4-65.6-51.0-37.6-11.6 ブエナビスタはここまで4戦3勝。アンライバルド、リーチザクラウンと後の重賞勝ち馬と対戦した新馬戦でこそ3着に敗れたが、そこでもメンバー最速の上がり33秒5と抜群のパフォーマンスを見せている。2歳女王を決めるGI・阪神JF、そして前哨戦のチューリップ賞と1番人気に応える快勝を続けてきており、牝馬相手には無敗。押しも押されもせぬ堂々の本命馬として牝馬クラシックの一冠目・桜花賞に挑む。 前走のチューリップ賞は果敢に逃げたサクラミモザの脚色がゴール前まで衰えず、ブエナにとっては一瞬ヒヤリとする展開。しかし、 「(馬場コンディションを考えると)大外一気は難しそうなので動けるところで動こうと思った。追い出してからは強かったですね」 と、安藤勝騎手がレース後に振り返ったように、鞍上のゴーサインに機敏に反応し1頭だけ次元の違う脚を繰り出してサクラミモザを差し切ってみせた。着差は1馬身1/4だったが、それ以上に強さを感じさせるレースぶりだった。 中間も好時計を連発し、順調そのものだ。注目の最終追い切りは8日、DWコースで僚馬2頭を大きく先行させるかたちでスタート。4コーナー前でインに潜り込むと余裕の脚色のまま2頭を抜きさる圧巻の内容を見せ、絶好調を大いにアピールした。 「状態に関してはいうことはない。枠順はなるべく外がいいけど、とにかくまともにさえ回ってきてくれれば、まず負けないと思っている」 と、管理する松田博師も自信の程を隠さない。 鞍上安藤勝騎手はドバイ遠征でのレースで斜行があったとして、現地主催者ERAから騎乗停止2日間のペナルティを受け、JRAにおける4月4?5日の2日間の騎乗停止処分に振り替えられた。レース日程やペナルティの重さ、振り替えのタイミングによっては騎乗が叶わなかった可能性もあったわけだが無事、正パートナーの安藤勝騎手とともにブエナは桜花賞に進むこととなった。 実績、調整過程、そして運の部分も含め、まったく死角は見当たらない。まずは一冠制覇への視界良好といったところだ。 ★ブエナビスタが出走するGI桜花賞や阪神牝馬S、ニュージーランドTなど重賞のデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★騎手・関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!