類まれなるスピード力で圧“逃”する！リーチザクラウン／皐月賞

栗東　ＤＷ　重　一杯 77.7-63.5-51.3-39.2-12.5 　６Ｆ７７秒７の超抜時計。皐月賞に出走するほとんどの馬が水曜に最終調整を済ませる中、木曜追いを選択したのがリーチザクラウン。栗東に詰め掛けた多くの報道陣が、その一挙手一投足に注目していたが、前記の時計を目の当たりにし、一様に驚きの声を上げた。 「ゆっくり走るのが好きじゃなくて、速く走るのが大好きな馬なんでしょうね」と、追い切りに跨った武豊騎手が話すように、ＤＷコースを併せ馬で行われた最終追い切りは、テンから速いラップで飛ばした。ややかかり気味な点は気になるところだが、２Ｆ目から１２秒２?１２秒１とハイペースで行ったにも関わらず、容易にバテないところがこの馬の凄さ。結局１馬身ほど先着を果たし、よほどケイ古駆けする馬でもなければ出せないような時計を叩き出して、本番への態勢を整えた。 　武豊騎手は「もともとケイ古は動くタイプですが、今朝もいい動きでしたし状態の良さが伝わってきました。ここまでは万全ですね」と、大きな手応えを掴んでいる様子。３強と言われている点については「その中の１頭に騎乗できるのはうれしいですね。ただ、レースは３頭だけじゃないし、この馬の力を出し切ることが最優先。能力をいかんなく発揮できれば」と、力強く語ってくれた。 　陣営からは“逃げ宣言”こそ出なかったものの、その燃えすぎる気性ゆえに、今は逃げる形がベストか。一昨年はヴィクトリー、昨年はキャプテントゥーレが逃げ切り勝ちを収めているように、皐月賞は逃げ馬が強いレース。その類まれなるスピード力で、他馬に影を踏ませぬ圧逃劇を演じられるか。 ※関連情報 ★リーチザクラウンが出走する皐月賞のデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ！ ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」は枠順確定後に無料公開開始！ ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載！　史上最強のブログ王国も要チェックです！