おしらせ
ミクロコスモスなどフローラS出走馬レポート
今週はオークストライアル・フローラSが行なわれる。明日以降の『最新競馬ニュース』では追い切り情報をお伝えするが、本日は栗東・美浦から届いた出走各馬の1週前追い切りのレポートをお届けしよう。 ミクロコスモス(牝、栗東・角居) 桜花賞を使えずに、ここを目標に切り替えて緩めずに乗っている。前走もデキに関しては素晴らしかっただけに、さらに良くなったという感じはない。いい意味での平行線。ただ、以前と違ってテンションが上がることが全くなくなったが、牝馬だけにそれがいいのかどうかは分からない。気持ちが萎えてきているという可能性も否定できない。牝馬はちょっとうるさいくらいの方が走るんじゃないかと個人的には思っているので、その辺が微妙。 テーオーティアラ(牝、栗東・友道) 休み明けになるが、体はキッチリ仕上がっている。先週まではちょっと重かったが、今週は併走馬に楽々先着しているので、態勢は整ったと見ていいと思う。ただ、ちょっとテンションが上がってきたのが気になる。能力はあると思うが、ミクロコスモスよりも上という感じもないだけに…。 ワイドサファイア(牝、栗東・藤原英) 日々、馬の調子が変動している感じ。春先ということもあって、まだ体温が安定していないのだと思う。ミクロコスモスよりも上に取りたい気持ちもあるが、全体的にまだ成長途上の印象を受ける。もっと奥が深い馬だと思うが、それをまだ出し切れていない感じで、何とも歯痒い。個人的には暖かくなった今ぐらいから良くなってくると思ったが、本当に良くなってくるのはもう少し先かもしれない。 ディアジーナ(牝、美浦・田村) 16日に南ウッド良で66秒2?51秒5?38秒0?11秒7を強めでマーク。相変わらず切れのあるフットワーク。追ってからの反応も鋭く、最後もしっかりと伸びた。馬体も大きく見せて、状態は安定している。 ハシッテホシーノ(牝、美浦・手塚) 15日に南ウッド重で81秒4?65秒6?51秒3?37秒8?12秒9を一杯でマーク。松岡騎手が騎乗した。コースと坂路を併用して、しっかりと乗り込まれている。10日は坂路でハードな追い切り。今週も長めから意欲的に追われ、気合十分の伸び。馬体の張りも良く、順調に仕上がっている。 ピースエンブレム(牝、美浦・小島茂) 16日に坂路良で49秒0?36秒9?24秒9?12秒6を一杯でマーク。3頭併せの真ん中で、一杯に追われた。手応えでこそ見劣ったが、しぶとく食らいついて好時計。引き続き元気だ。