３強とはいわせない！ 皐月賞はアンライバルドが圧勝！

　１９日、中山競馬場で行われた第６９回皐月賞（ＧＩ・芝2000ｍ）は、岩田康誠騎手騎乗の３番人気アンライバルド（牡３、栗東・友道）が３強対決を制し優勝。まずはクラシック１冠を手に入れた。２着は８番人気のトライアンフマーチ、３着には４番人気のセイウンワンダーが入線。 人気のロジユニヴァースとリーチザクラウンは、それぞれ１４、１３着に敗れた。 　課題であった道中の折り合いは完璧だった。この時点で、この勝負の結末は決まっていたのかもしれない。そう思えるほど、アンライバルドの強さは際立っていた。最後の直線では、ロジユニヴァースとリーチザクラウンが沈んでいくのを尻目に、グイグイと加速。最後は岩田騎手が手綱を緩めるほどの快勝劇を演じた。 　岩田騎手はレース後のヒーローインタビューで 「道中は予想以上に折り合いがついたし、３角から仕掛けて気合を入れたらスッと反応してくれました。最後はすごく弾けてくれて、馬に助けてもらった感じです。無事にいってくれれば、ダービーでもいい勝負ができると思います」とコメント。皐月賞前までは３番手評価だったアンライバルドが、２冠獲りに向けて好発進を切った。 　アンライバルドは父ネオユニヴァース、母バレークイーン（母父サドラーズウェルズ）という血統。父のネオユニヴァースは03年の同レースを制しており、親子での２代制覇となった。 　払い戻し金額は馬連11,940円、馬単18,390円、３連複67,600円、３連単390,930円と、高配当での決着となった。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ！ ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載！　史上最強のブログ王国も要チェックです！