連覇への視界良好！ワンダースピード／アンタレスＳ

栗東　ＤＷ　良　一杯 82.2-67.4-53.2-39.6-12.2 　 　昨年のアンタレスＳを含め京都ダ1800mで５勝を挙げているワンダースピードが、得意コースでの連覇を狙い順調に駒を進めてきた。 　前走は名古屋大賞典で２着。地方交流重賞の鬼・スマートファルコンに半馬身差まで迫った。「前々走の平安Ｓ（１着）の疲れを取る分、中間は緩めていたからかなり急仕上げでの出走だった。加えて小回りのコースであそこまで走ってくれれば上出来でしょう」と、羽月師は前走を振り返る。 　ひと叩きされた効果はてきめんで、ここへ向けての中間調整は順調だ。最終追い切りはＤＷコースで追われ、ラスト１Ｆは１２秒２と抜群の伸びを見せた。併せられた僚馬には若干遅れをとったが、ケイ古で動かないこの馬にしては出来すぎな内容だ。 「動きすぎた感じだね。文句のない状態」と、羽月師も目を丸くする。 　最大目標はＧI・ＪＣダートだ。主戦を務める小牧騎手も「ＧIを勝とうと思ったらここでの５８キロがどうとか言ってられない。年を取るごとに強くなっている、僕みたいだね」と、不惑を過ぎてから充実期を迎えた自身になぞらえ、愛馬への信頼をアピールしていた。 ★ワンダースピードが出走するアンタレスS、そしてフローラＳや福島牝馬Ｓなど重賞のデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら！ ★騎手・競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」は枠順確定後に無料公開開始！