【日曜東京メイン／スイートピーＳ】あと一歩！ブロードストリート

　今週日曜日、東京競馬場のメイン競走は２着までにオークスへの優先出走権が与えられる３歳牝馬のオープン特別・スイートピーＳ（芝1800m）だ。オークスへ向けてのほぼ最終関門とあってどの陣営も抜かりのない調整で挑んでくるが、ここまで見せてきた走りから樫進出へもっとも近い位置にあるのはブロードストリート（牝３、栗東・藤原英）だろう。 　桜花賞進出が懸かったチューリップ賞では惜しくも４着、続いて挑んだオープン特別・忘れな草賞では出遅れが響き２着と「あと一歩」のレースが続くブロードストリート。しかし前走含め上がり３４秒台の末脚をコンスタントに使っているように、地力では上位で、東京へのコース替わりも有利に働こう。 ４月２９日の最終追い切りではＤＷコースでビッシリ追われ、先行していた僚馬を２馬身突き放す抜群のケイ古内容を見せた。 「前走後も順調そのもの。なんとかオークスの権利を」と、陣営は権利獲りに燃えている。 　抽選を通過し出走が叶った１勝馬サクラローズマリー（牝３、栗東・友道）もオークス進出を陣営が強く願う１頭。同じオーナーのサクラミモザ（牝３、美浦・畠山吉）もここへ登録があったが、ローズマリーの抽選通過確率を上げるために賞金的に余裕のあるミモザが端午Ｓに回った、といういきさつがあり、オーナーサイドの期待にまずはゲートインで応えてみせた。前走後も好調を維持している本馬、最終追いでは大きく先行した厩舎の先輩シングライクバードを馬なりのまま追い詰めるなど、いい状態で出走できそうだ。 　 　ルージュバンブー（牝３、栗東・佐藤正）はGI桜花賞でブエナビスタに０秒４差の５着と、格でいえばメンバー最上位。しかし賞金的には１勝のみで、ここへ懸ける想いの大きさは他陣営と遜色ない。桜花賞の疲れもなく、最終追いで一杯まで追われたように順調に調整されている。力を出せるデキでトライアルに挑む。 ★その他のニュース、重賞追い切りニュースなど最新情報はこちらでチェック！ ★ブロードストリートに騎乗する藤田伸二騎手の公式ブログ「藤田伸二の男道」は見逃せない！ ★サクラローズマリーで三浦皇成騎手も騎乗。公式ブログ「皇成?aim at the top?」で意気込み確認！ ★ルージュバンブーに騎乗する村田一誠騎手の公式ブログ「一誠風靡」は必見！ ★ポルカマズルカには田中勝春騎手が騎乗。公式ブログ「カツハル日和」絶賛更新中！ ★スイリンカには上村洋行騎手が騎乗。公式ブログ「うえちんのひとりごと」をチェックだ！ ★その他JRA騎手・関係者のホンネが読める「ブログ王国」をお見逃しなく！