古馬NO.1の座は譲らない！　スクリーンヒーロー／天皇賞・春

美浦　ポリ　良　馬なり 67.7-52.7-39.0-12.7 　昨年のジャパンＣを制し、０８年の最優秀４歳以上牡馬に選ばれたスクリーンヒーローが長距離戦線の最高峰、春の天皇賞に挑む。 　今シーズンの始動戦は阪神大賞典。降雨による重い馬場の影響で、４着に終わった。 「休み明けだし、しかも斤量５９キロは重馬場で余計に堪えた。それを考えれば、崩れなかったことを誉めてやりたい」と、管理する鹿戸師には悲観の色はない。むしろ悪条件が重なっての健闘に、この距離でもやれるメドがたった収穫は大きいと師は見ている。 　タフな条件下のレースだったがダメージは少なく、ひと叩きされた上積みもあって順調に調整は進んでいる。最終追い切りは水出騎手（レースは横山典騎手）が跨り、ポリトラックコースで先行馬を追走。終始楽な手応えのまま取り付いて、そのまま併入に持ち込んだ。 「素軽い走りで、いい反応を見せてくれたんじゃないかな。初コース、初距離のレースになるけど折り合えるタイプだし、レース運びも上手なので心配よりも期待が大きい」と、師は最終調整を笑顔で振り返る。続けて、 「抜けた存在がいないレース、ジャパンＣ馬だけに恥ずかしい競馬にはならないと思うよ」と、静かな口調ながら主役の座を譲らぬ姿勢を師はアピールしていた。 ★スクリーンヒーロー出走するＧI天皇賞・春のデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★騎手・競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はコチラ！ ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」は枠順確定後に無料公開開始！