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【天皇賞・春】有力馬1週前追いレポート
今週末に迫った春の盾?古馬長距離戦線の頂点を決める天皇賞・春に出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! アサクサキングス 重賞を連勝、勢いに乗り春の盾に挑む。前走はタフな競馬となりダメージからの回復に手間取ったが、時計を出し始めてからは軽快な動きを見せている。 23日、栗東DWコースで助手を背に追い切られ、直線で徐々に加速すると、終い1F11秒7(一杯)と豪快な伸び脚を披露した。 中間緩められた分をどう評価するかだが、体全体からは気迫がみなぎっており順調に最終追い、そして本番のレースを迎えられそう。 アルナスライン 菊花賞でアサクサキングスに肉薄の2着がありながら重賞制覇になかなか手が届かなかったが、前走日経賞で初タイトル。一皮向けたここで一気にGI制覇を目論んでいる。 中間も順調にきており、23日には坂路で53秒9(馬なり)をマーク、26日には52秒8(馬なり)をマーク。特に日曜26日は降雨の影響で極端に重い馬場のなかでの時計、体にも張りがあり、抜群の仕上がり状態を見せている。 ジャガーメイル 昨年末の国際GI・香港ヴァーズ(香港・沙田競馬場、芝2400m)で3着に入線して以来のレースとなるが、ここ目標に乗り込みは順調だ。23日、美浦ポリトラックコースで行われた1週前追いには安藤勝騎手が駆けつけ騎乗した。相手馬を大きく先行させ追走、仕掛けられると鋭く伸び、併入に持ち込んだ。感触を確かめた安藤勝騎手は「折り合いは問題ない。抜けた馬はいないから楽しみ」と意気込みを語っていた。 スクリーンヒーロー 昨年のジャパンCの覇者。今年の始動戦だった阪神大賞典では4着に敗れたが道悪が影響したもので、陣営に悲観の色はない。22日の追い切りでは馬なり調整にとどまったがキビキビしたフットワークは素軽さ満点。いかにも叩き良化型らしく、上積みは大きそうだ。 ホクトスルタン 昨年の天皇賞・春で4着、続く目黒記念で優勝。その後長期休養を挟み、3月の日経賞で戦線復帰した。23日にはCWコースでステッキも入る猛ケイ古を消化し、急ピッチで調整されている。まだ動きに硬さがあるが、叩かれての上昇気配は確実にありそう。直前追いを終えての気配に注目したい。 モンテクリスエス 格上挑戦だったダイヤモンドSを豪快に差し切ってV。日経賞でもアルナスラインに0秒3に迫っており今シーズンの充実ぶりには目を見張るものがある。22日に栗東DWコースで準オープン馬と併せられ、終い11秒6(一杯)と鋭く脚を伸ばし3馬身の先着と状態万全をアピール。調教で手綱をとり、本番でもコンビを組む武豊騎手は「動きは先週より軽くなってきた。スムーズな追い切りでしたね」と、笑顔で手応えの深さを語っていた。 ※関連情報 ★その他騎手・競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!