【兵庫チャンピオンシップ（園田）】ここも断然！スーニ

　明日６日、園田競馬場で開催されるのが３歳馬によって争われる交流重賞・第１０回兵庫チャンピオンシップ（交流ＧII・ダ1870ｍ）だ。デビュー以来ダート戦では無敗を誇るスーニ（牡３、栗東・吉田直）が断然の中心になるレースといっていいだろう。 　芝での一戦、アーリントンＣで１２着と惨敗後、改めて挑んだのが前走・オープン特別の伏竜Ｓ（ダ1800m）。４コーナーで外から被せられ、行き場がない状態となったがゴール前で猛然と追い上げ、ハナ差差し切っての勝利を収めた。圧巻のパフォーマンスにより、底知れぬ強さを感じさせた本馬。ここも不動の主役ととして臨むレースになる 　中間も順調。軽めの調整が続くが、高いレベルで好気配を維持しており、前走同様の好調を維持したままレースに臨めそうだ。スムーズに競馬を運べさえすれば、「どこまで突き放すのか」が焦点の一戦になりそう。 　打倒スーニ候補の１番手はケイアイテンジン（牡３、栗東・白井）。新馬戦、続く500万下戦といずれもダートでのレースを連勝しており、こちらもダートでは無敗。１日の追い切りでは古馬オープンのフェラーリピサを相手に坂路で併せられ先着と、好調キープをアピールした。渋太い勝負根性が持ち味で、積極先行からスーニとの追い比べに持ち込めれば逆転の目もあるか。 　カラテチョップ（牡３、兵庫・寺嶋）は園田競馬の重賞２勝を挙げており、地元のエース格としてJRA勢を迎え撃つ。堅実に末脚を使うタイプで、デビュー以来掲示板を外さない安定感がある。最終追いでびっしり追われたように、万全の態勢でここに挑む。ペースが前ががりになれば上位進出もありえるか。 ※関連情報 ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載！　ブログ王国を見逃すな！ ★その他のニュース、レース回顧など最新情報もチェックだ！