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【NHKマイルC】有力馬1週前追いレポート
今週末のGI・3歳春のマイル王決定戦、NHKマイルCに出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! アイアンルック 毎日杯を豪快な末脚で快勝。ここをステップに日本ダービーへ、と陣営は明言しており昨年のディープスカイ同様、いわゆる“変則二冠”の期待がかかる。 4月29日に栗東坂路コースで主戦・小牧騎手が跨っての1週前追い切り。併せられた相手に比べ手応えではやや見劣ったが、鞍上に気合をつけられると機敏に応え、併入フィニッシュに持ち込んだ。4F52秒8?1F12秒3と、時計そのものは上々のもの。「見せムチだけでスッと反応してくれた。レースでもケイ古でも最後にもうひと伸びしてくれる馬」と、小牧騎手は好調さをアピール。見届けた橋口師も「順調です。初戦(小倉競馬場での新馬戦)で長距離輸送も経験済みだし、カイ喰いには不安がない馬なので関東への遠征でも神経を使うことはないよ」と、前向きに語っていた。 アドバンスヘイロー 前走ニュージーランドTでは2番人気に推されるも道中不利を被り10着。しかし1月のジュニアCではサンカルロ、スガノメダリストらを下している実績があり、GIでの巻き返しを期して調整されている。4月29日に美浦ポリトラックコースでの追い切りではテンからハードに追われ、終いもタレることなくラスト1F12秒3(一杯)でまとめてみせた。このひと追いでグンと変わった雰囲気が感じられるだけに、最終追い切りに注目したい。なお、本馬のデビュー以来ずっと鞍上を務めてきた三浦皇成騎手に昨日3日、東京5Rで「危険な騎乗」があったとして9日?10日の騎乗停止処分が下されている。代打の鞍上にも注目だ。 サンカルロ 前哨戦のニュージーランドTを快勝してここに臨む。4月30日、美浦坂路での1週前調整では終い重点に追われ、5F54秒2?1F11秒4(馬なり)と余力たっぷりに鋭い伸びを見せた。「前走に引き続きいい状態ですね。最終追い切りもハードにやらなくていいぐらいじゃないかな」と、鞍上を務めた吉田豊騎手は納得の表情。中山コースの重賞勝ち馬だが「2勝を挙げている左回りのほうが楽しみ」と、府中での大一番に意気込んでいる。 スガノメダリスト 4月29日に美浦ポリトラックコースで併せ馬。終始馬なりながら、管理する粕谷師が「動きすぎた」と苦笑いするほどの活発な動きを見せ楽々先着。前走ニュージーランドT7着からは巻き返せそうな雰囲気だ。 ブレイクランアウト 共同通信杯を制覇後、皐月賞パスを早々に宣言し、ここへ向け入念に調整されている。4月30日、美浦ポリトラックコースでの1週前追いでは追ったところなしで準オープン馬を千切る抜群の動きを披露。間隔は空いたが、いきなりやれそうな態勢だ。 ※関連情報 ★その他騎手・競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!