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【ダービー特集】有力馬1週前追いレポート

坂路で相手千切ったリーチザクラウン。皐月賞惨敗から巻き返したい!

 今週末のGIは3歳クラシックの頂点を決める“競馬の祭典”日本ダービーだ。皐月賞の覇者アンライバルド、そして巻き返しを期すリーチザクラウン、ロジユニヴァース、別路線を勝ち上がってきたアプレザンレーヴら有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! アプレザンレーヴ  トライアル青葉賞の勝利後、馬体の回復のためいったん緩められたが状態は順調に戻ってきている。1週前追い切りは20日に栗東DWコースで行い、僚馬ウインヴェロシティ相手に一杯まで追われ併入フィニッシュ(時計は6F80秒0?1F13秒3)。脚色では見劣ったが、もともとケイ古駆けしないタイプ。むしろビッシリやれたことで陣営は手応えを深めている。 アントニオバローズ  21日、DWコースで角田騎手を背に1週前追い切りを行い、6F78秒6の好タイムをマークした。「やればいくらでも動くタイプなので、やり過ぎない程度で。状態は前走以上」と、武田師。皐月賞は陣営のミスによって美浦経由の輸送を強いられた経緯があり、力を出し切れなかった可能性はある。レース間隔は詰まっているが、状態は上向きのここで逆襲の一発もあるか。   アンライバルド  皐月賞制覇後は放牧に出さず、厩舎に置かれて調整されている。20日に栗東CWコースで1週前追い切りを敢行。僚馬2頭を大きく先行させたが、差が詰まらず結局単走で追われた格好となった。それでもステッキも入る濃厚なケイ古内容で、全体では6F78秒8とまずまずの時計をマーク。併せ馬にならなかったのは誤算かもしれないが、ここまでビッシリの追えるのは状態がいいからこそと言っていいだろう。「ある程度負荷をかけたかった。全体の時計は速かった」と、友道師も順調さを強調する。ハード調教で“ガス抜き”は完了。万全の態勢で最終追い、そして本番へ挑めそうな雰囲気だ。 トライアンフマーチ  直線鋭い伸びを見せ皐月賞で2着。短期放牧からの帰厩後は、ウオッカら角居厩舎が誇る豪華オープン馬勢と意欲的にスパーリングを消化している。20日に行われたCWコースでの1週前追い切りはポップロック、デルタブルースを先行させ追走開始。ゴール前で仕掛けられるとグイッと伸び、それぞれに2馬身ほど先着してのフィニッシュと好調ぶりをアピールした。「前2週はウオッカと併せられて厳しかったところもあっただろうけど、その甲斐あってか今日はいい動きを見せてくれました」と、手綱を取った武幸四郎騎手は笑顔でコメントしていた。 ブレイクランアウト  21日に美浦ポリトラックコースで併せ馬で追われた。レース間隔詰まっており楽なペースでの調整になったが、一杯に追われる相手を尻目にあっさりと抜け出す切れのあるの伸び脚を見せ高いレベルでデキが安定していると言っていいだろう。1番人気に推されたNHKマイルCでは9着と案外な結果。新パートナー藤田騎手の手綱で巻き返せるか。 リーチザクラウン  大外スタートが災いしたか、自分の競馬に徹することができず皐月賞では大敗を喫した。その後短期放牧に出され、帰厩後は坂路で入念に乗り込まれている。20日も坂路で追い切られ、4F53秒9?1F12秒5(G前追う)をマーク。併せられた相手キタサンコンバットを5馬身千切る動きを見せた。「落ち着きも出てきたし、安定しています」と、橋口師は順調さを強調していた。 ロジユニヴァース  皐月賞では1番人気に推されたが、鞍上横山典騎手が首を捻る惨敗。陣営は巻き返しに燃えている。2週前追い切りに続き、20日の1週前追い切りにも横山典騎手が跨った。美浦Wコースで相手馬を1馬身ほど先に見て追走し、コーナーワークでインに切れ込み仕掛けられたが、そこから突き放すまでには至らず半馬身ほどの先着にとどまった。時計はともかく、終いの伸びにはやや不安を感じる内容。「いい時に比べるとまだまだかな。ただ、覇気というかやる気は出てきた感じはある。ひと追いでガラッと変わってくることもあるから、やれることをやるだけ」と、横山典騎手。最終追い切りでどのくらいの変わり身を見せるか注目だ。 ※関連情報 ★ブレイクランアウトに騎乗する藤田騎手など騎手・競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!

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