橋口厩舎の実力馬２騎、復権へ！／日本ダービー

アイアンルック 栗東　坂路　良　強め 51.3-37.5-12.3 リーチザクラウン 栗東　坂路　良　強め 50.9-37.2-12.3 　皐月賞前は“３強の一角”と評されながら逃げ不発で１３着の惨敗を喫したリーチザクラウン。NHKマイルCでは末脚に期待され２番人気に推されるも道中不利を受け８着に終わったアイアンルック。橋口厩舎が擁する実力３歳馬２騎が、日本ダービーでの復権に賭ける。 　２７日の最終追い切りではこの２頭による併せ馬が行われ、両馬ともに気迫のある動きを見せた。坂路コースでアイアンルックが先行スタート、２馬身ほど間を開けリーチザクラウンが追走するという展開。序盤折り合って進んだリーチだが仕掛けられピッチが上がると猛然とした伸びを見せる。迎え撃ったアイアンもしっかり食い下がり、先頭を譲らない。結局併入フィニッシュとなったが、どちらにも存分に見所のある内容だった。 　リーチの鞍上を務めた上村騎手（レースでは武豊騎手）が「折り合えたし、時計も出せたね。終いの伸びは良かった」と上々の手応えを伝えれば、アイアンに騎乗した小牧騎手（こちらは本番でも騎乗）も「いい併せ馬ができた。引っかかるところもないし、距離も大丈夫。前走は不利があったから度外視できる」と、笑顔のコメント。 　前走で意外な着順となったリーチとアイアンだが、順調に巻き返しへの態勢を整えてきた。ハーツクライ、ダンスインザダークと、ダービーをあと一歩で獲り逃している橋口調教師の悲願を、この２頭が叶えることができるか? ※関連情報 ★リーチザクラウン、アイアンルックが出走する日本ダービー、そして目黒記念や金鯱賞など重賞のデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら！ ★調教でリーチの手綱をとった上村騎手の公式ブログ「うえちんのひとりごと」は必見！ ★騎手・競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」は枠順確定後に無料公開開始！