【今日の出来事】北村友騎手がJRA通算800勝達成／引退する佐久間騎手の最終騎乗コメント、西橋調教師のコメント、石坂正調教師の最終出走コメント

【2月27日の出来事】
■阪神競馬第10R・マーガレットSでアスコルターレ（牡3）が勝利し、同馬に騎乗した北村友一騎手（34、栗東・フリー）は、2006年3月6日の初騎乗から9406戦目でJRA通算800勝を達成した。史上55人目、現役では29人目の記録。800勝のうち重賞は2020年の有馬記念、宝塚記念（どちらもクロノジェネシス）など5つのGIを含む26勝。

同騎手は「たくさんいい馬に乗せていただいた結果で、乗せてくさだっていることに感謝しています。これからも感謝の気持ちを持って、より勝てるよう取り組んでいきたいと思います」と、JRAを通じてコメントしている。

■2月28日（日）をもって騎手を引退する佐久間寛志騎手（36、栗東・渡辺）は、阪神競馬第3R・3歳未勝利でメイショウムート（6着）に騎乗し、これが現役最後の騎乗となった。

同騎手は「デビューも阪神競馬場のダート1400ｍでしたが、その時よりは上手に乗れたと思います。思い出はたくさんありますが、生まれ変わってもジョッキーになりたいと思えるくらい素晴らしい仕事です。もっと続けたい気持ちもありますが、体が思うように動かないところもあり、これからはファンに喜んでもらえるような馬づくりに携わり競馬を盛り上げていけたらと思います。そして、平地もそうですが、障害レースにはみんな命を懸けて騎乗していますので、ぜひ応援してもらえたらと思います」と、JRAを通じてコメントしている。

■2月28日（日）をもって調教師を引退する西橋豊治調教師（70、栗東）のコメントは以下の通り。2月21日の阪神競馬第11R・大和Sのメイショウテンセイが管理馬の最後の出走となった。

同師は「さまざまなことがありましたが、無事卒業できてほっとしています」と、JRAを通じてコメントしている。

■2月28日（日）をもって調教師を引退する石坂正調教師（70、栗東）は、2月27日の阪神競馬第9R・松籟Sのシャイニーゲール（8着）が管理馬の最後の出走となった。

同師は「最終レースでしたが、馬が無事にあがってきてくれて安堵しています。たくさんの馬が走ってくれましたが、ひとえにファンの皆様の声援のおかげと感謝しています。これからは、いちファンとして馬を応援していきたいですし、ファンの方々に競馬場でお会いできればと思います」と、JRAを通じてコメントしている。
（Text:Ito）

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