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【安田記念】有力馬1週前追いレポート

「去年とは比較にならない」状態のウオッカ。安田記念連覇へ順調だ!

 今週末のGIは春のマイル王決定戦・安田記念だ。ヴィクトリアマイルを圧勝して勢いに乗るウオッカや、昨年のダービー馬ディープスカイら有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! ウオッカ  前走ヴィクトリアマイルでは7馬身差の激走を見せたが、その後のダメージも少なく安田記念連覇へ向けて調整は順調に進んでいる。「ローテーションは去年と同じですが、その時とは比べものにならないぐらい。いい状態ですね」と、担当の清山助手。5月27日には栗東坂路コースで追われ「温める程度」の負荷ながら豪快なフットワークで4F54秒6(馬なり)をマーク。5月31日はCWコースで追われると僚馬2頭を相手に余力たっぷりのまま先着を果たし、好調をアピールした。馬体の張りは申し分なく、最高の状態で最終追い切り、そして本番へと向かえそうな態勢だ。 カンパニー  今期は中山記念でV、マイラーズCでクビ差の2着と8歳とは思えぬ充実ぶりを見せている。マイラーズC後の放牧先でも十分に乗り込まれており、帰厩後3日目には栗東坂路でさっそく4F51秒1(馬なり)をマークするなど、いきなり力を出せそうな状態。27日の1週前追いは僚馬ヴィクトリーを追走して遅れてのフィニッシュとなったが、動きそのものは軽快なものだった。「今日、そして来週の追い切りでちょうどいい状態になるんじゃないかな」と、ケイ古を見守った音無師は順調な調整ぶりに満足そうな表情を浮かべていた。 スーパーホーネット  マイルGIで2着3回。強敵揃う一戦だが、陣営はGI獲りの悲願成就へ燃えている。前走のマイラーズCでは人気に応え快勝。いったん放牧に出され、5月13日の帰厩後は坂路で入念に乗り込まれている。1週前追い切りは27日、栗東坂路コースで行われ併せた相手を6馬身千切る圧巻の内容を見せた。時計も4F52秒1?1F12秒3(一杯)と上々のもの。この日手綱を取り、本番でもコンビを組む藤岡祐騎手は「指示通り一杯まで追いましたが、いい反応でしたね。GIを取らせてやりたい」と、手応えの深さに満足げな表情だった。 ディープスカイ  前走、年明け初戦の大阪杯は惜しくも2着だった。「休み明けで、斤量は59キロ。落としたくないレースではあったけど、最後は差し返そうとしていたし、悲観する内容ではない」と、前走を振り返る昆師。5月20日の坂路調教では自己ベストタイムとなる4F51秒0(一杯)を叩き出すなど、一度叩かれたことで気配はグングン良化を果たしている。27日の1週前追いは主戦四位騎手が跨って栗東坂路での調整。4F51秒6(一杯)とこちらも上々のタイムで、態勢十分を物語る内容だった。「馬場のせいもあるだろうけど、終い(ラスト1Fは12秒9)がちょっと物足りないかな」と、昆師はやや不満げな表情を見せながらも「マイルの瞬発力勝負に対応できるよう調整してきた。体の張りなんかは凄く良くなってきたし、前走以上の状態にある。いい結果を残して宝塚記念に行きたいね」と、意気込みを語っていた。 ローレルゲレイロ  スプリントGI・高松宮記念の覇者だがNHKマイルCでの2着に東京新聞杯勝ちと府中マイルは“守備範囲”。高松宮記念の後は厩舎に置かれて調整が続けられている。5月20日には藤田騎手が跨り栗東坂路で4F50秒7(一杯)、1週前追いとなる5月27日には4F51秒9?1F12秒4(一杯)とレース間近の高負荷調整にしっかり応えてみせ、エンジンへの着火は完了している様子だ。「いきなりでも大丈夫なタイプ。良馬場でやらせてあげたい」と、昆師は祈るような口調で当日の馬場コンディションに思いを馳せていた。 ※関連情報 ★ローレルゲレイロに騎乗する藤田騎手、スーパーホーネットを管理する矢作厩舎など騎手・競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!

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