おしらせ
日本ダービーは2番人気ロジユニヴァースが復権V!
06年に産まれたサラブレッド7768頭の頂点が決定?? 31日、東京競馬場で行われた第76回日本ダービー(GI・芝2400m)は、2番人気のロジユニヴァース(牡3、美浦・萩原)が道中3番手の位置から直線で内ラチ沿いに猛然と伸び、2着に4馬身差をつけて優勝した。鞍上は横山典弘騎手。タイムは2分33秒7(不良)。 レースはNHKマイルCを制したジョーカプチーノが主導権を握り果敢に逃げ、7馬身ほど離れた2番手でリーチザクラウン、次いで3番手でロジユニヴァ?スが追走する展開。アンライバルドはやや掛かり気味に後方から中団に進出。直線に向くと脚色を失ったジョーカプチーノを交わしリーチザクラウンがいったん先頭に立った。しかし最内から伸びたロジユニヴァースの脚色は断然優っており、直線なかばでリーチを交わすとそのまま4馬身差をつけ先頭でゴール板を駆け抜けた。そのまま食い下がったリーチザクラウンが2着、好位でレースを進めていたアントニオバローズがリーチに頭差の3着に入線。1番人気アンライバルドは直線伸びず12着に終わっている。 配当は馬連3,760円、馬単7,870円、3連複40,320円、3連単201,960円。1番人気が馬券に絡まなかったため中波乱となった。 ロジユニヴァースは4戦4勝(うち重賞3勝)で挑んだクラシック1冠目・皐月賞では1番人気に推されていたがまさかの14着。しかし今回のレースでは、前走からプラス16キロと減っていた馬体を回復させ、失われた輝きを取り戻す復権の勝利を掴んだ。 ダービー初制覇となった横山典騎手はレース後のインタビューで 「調子はいまひとつでした。状態さえ戻ってくれれば力を発揮してくれると思っていましたが、まさかここで勝ってくれるとは。20年30年かかろうが、ジョッキーとして(いつか)ダービーを勝てればいいなと思っていたので、こんなに早く勝てるとは思いませんでした。強い馬に乗せていただいた関係者の方に感謝です。最後は“ヘロヘロ”だったのでゴール板を過ぎるまで勝利は確信できませんでした」 と、快挙にもまだ信じられない、といった表情でコメントしていた。 ※詳しいレース結果はコチラ ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!