おしらせ
得意の府中で大物喰いだ アブソリュート/安田記念
美浦 ポリ 良 馬なり 69.6-54.4-40.3-12.8 タニノギムレット産駒の最強牝馬、ウオッカに注目が集まる安田記念だが、同じ世代、同じタニノギムレット産駒の牡馬アブソリュートも、決して素質ではヒケをとらない。 3歳時はデビューから2連勝を飾り、クラシックへの期待も高まったが、体質の弱さもあり休養を余儀なくされていた。だが、本格的に軌道に乗ってからは、トントン拍子にオープン入り。初めての重賞挑戦となった東京新聞杯では、今回も対戦するローレルゲレイロ、スマイルジャック、リザーブカード、タマモサポートあたりを、全く寄せ付けずに重賞初制覇を飾った。 前走は初めての関西遠征で、マイナス14キロと大きく馬体を減らしながらも、スーパーホーネット、カンパニーら、今回の人気馬相手に5着と善戦している。短期放牧の効果もあり減った馬体は戻った。となれば、当然巻き返しがあってもいい。 日曜に坂路で52秒1をマークしており、今朝は息を整える程度の軽めの調整。坂路で1本流したあと、ポリトラックで併せ馬を行った。直線での反応も文句なく、宗像師も「全体時計は遅かったけど、直線は馬なりながらキッチリと伸びた。体も460キロ台(前走時は456キロ)で出せる。あとは、東京コースとの相性の良さに期待したい」と、語気を強めた。 師の言葉どおり、左回りではこれまで【5.1.1.2】と好成績を収めているアブソリュート。相手も揃い、「数も使ってないし、まだまだこれからの馬」と陣営が話すように、いきなりのGI挑戦で勝てるほど安田記念は甘くないだろう。だが今春の東京のGIは“流れと馬場次第”で結果は大きく変わっている。この馬に条件が好転すれば、アッと驚くシーンも思い描けるのだが…。 ※関連情報 ★アブソリュートに騎乗、田中勝春騎手のブログ「カツハル日和」 ★安田記念のデータ、追い切り速報などレース情報も必見! ★藤田騎手、三浦騎手など競馬関係者ブログが満載!【ブログ王国】 ★その他のニュース、重賞追い切りニュースなど最新情報はこちらでチェック! ★安田記念の出走馬、指数Xの前走数値はこちらで確認!!