吉岡司馬体チェック／ローザミスティカ

ローザミスティカ 父　アグネスタキオン 母　ロゼカラー（Shirley Heights） 牝　栗東・橋口厩舎予定　２月５日生 パッと観て感じたことは四肢の肢先が実に軽い点だ。母は橋口厩舎馴染みの系統だが、多くの産駒が小倉とか、新潟といった軽い芝での活躍馬が多い。この馬もレコードの出る様な下が硬くパンパンの良馬場で真価を発揮するのに違いない。この時期にしては臀部の盛り上がりも良く、最初の頃はスピードで圧倒して、ある時期からは脚質転換を図り、追ってからも切れる馬に変身が可能だ。性格も気のいいタイプに映り、牝馬でもあり順調に乗り込まれたら短期間の間に仕上がり、デビューするのにはそう時間は要しないと思える。そういう面ではＰＯＧ向きだ。その代わりまだ下が負けている感じだけに脚元が丈夫だとは言い切れない。そこら辺のリスクも少しは頭の隅に入れて置いた方がいい。（吉岡司）