おしらせ
【土曜東京メイン/ブリリアントS】梅雨入りしたけどニホンバレ!
今週土曜日、東京競馬場のメイン競争はハンデ戦にて争われるオープン特別ブリリアントS(ダ2100m)だ。昨年このレースを制したエスケーカントリーこそ除外となったが、ダート中長距離で渋太い活躍を続けるマコトスパルビエロ(牡5、栗東・鮫島)らオープンクラスで実績を積んできた猛者たちが名を連ねた。そこに前走で1600万下条件を卒業、勢いに乗り昇級初戦に臨む4歳馬マチカネニホンバレ(牡4、美浦・藤沢和)、ミダースタッチ(牡4、栗東・松田国)が加わって、混迷の一戦となりそう。 休み明けに加え昇級戦だった前走・横浜ステークスも難なくクリアし、破竹の3連勝。勇躍オープン入りを果たしたのがマチカネニホンバレだ。オープン昇級初戦のここでハンデ56・5キロはいささか見込まれた感もあるが、ここまでの3連勝は大楽勝ばかりでそれもやむなしの雰囲気。中心視される1頭だ。 ここまでダート戦では1700mまでの経験しかなく、一気の距離延長は懸念材料だが「レースセンスはあるし、折り合いはつくタイプなので初めての距離でも問題はない。中間も順調」と、担当葛西助手に不安の色はない。 3日の1週前追いでは同厩の有望株レッドシューターと併せられると互角以上の走りを見せ、最終調教でも坂路で素軽い動き。初のオープン戦でもやれる態勢は整った。ここで快勝するようなら、秋の大レースも視野に入ってくる。 JRA・地方あわせダートのオープンクラスで19戦走って掲示板を外したのは4回だけ。スッと好位につけ競馬を進められるセンスを武器に、堅実な走りを見せているマコトスパルビエロも上位争いに加わってきそうな1頭。「ここのところゲートの出が悪く、追走で脚を使ってしまっている。中間にゲート練習を課したので、その効果ですんなり先行できれば」と、鮫島師はスタート五分ならチャンス、と踏んでいる。安藤勝騎手が跨った最終追いでビッシリ追われたように体調面では好調を維持できている様子だ。 重賞で連続3着と地力強化ぶりが著しいボランタス(牡5、栗東・角居)も上位進出を目論む。「展開に左右されず、しっかり差し脚を使ってくれる。状態も維持できているし、ここでも上位へ」と、清山助手。最終追いはCWコースで角居流の3頭追い。併せた2頭には遅れをとったが、タイムそのものは上々で態勢は問題なさそう。秋の飛躍のために、ここでしっかり賞金を積んでおきたい。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切りニュースなど最新情報はこちらでチェック! ★メイショウサライに騎乗する藤田伸二騎手、ナムラハンターに騎乗する田中勝春騎手、シルククルセイダーに騎乗する三浦皇成騎手などJRA騎手・関係者のホンネが読める「ブログ王国」をお見逃しなく! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!