東京コースは俺の庭！トウショウウェイヴ／エプソムＣ

美浦　坂路　良　一杯 54.1-36.8-23.8-11.6 　約１カ月ぶりにターフに帰ってくる吉田豊騎手。５月１０日のＮＨＫマイルＣでの走行妨害（サンカルロ８位入線→１８着降着）で、開催日８日間の騎乗停止となってしまった。「他の関係者に迷惑をかけてしまったし、いい勉強になりました」と、同騎手は神妙な面持ち。ただ「ずっと調教には乗っていて休んでいたわけではないし、レース勘はそれほど心配ない」と、長くレースから離れたことへの不安は感じていない。 　そんな同騎手が期待を寄せているのが、エプソムＣで重賞初制覇を狙うトウショウウェイヴだ。東京コースは８戦４勝２着４回と連対率100％の得意舞台。今週を最後に１０月まで４カ月近く東京開催がないため、ここは力が入る一戦といえよう。 　１０日の最終追い切りは、２本坂路を乗った後の３本目、僚馬マイティースルーと併せ馬を行なうハードなもの。４馬身ほど追走し、残り１Ｆでも１馬身差あったが、手綱をグイグイしごいて脚を伸ばすと併入に持ち込んだ。迫力満点の動きで、好時計からもデキの良さが窺える。 　追い切りを見届けた大久保洋師は「攻め駆けしないタイプとしては力強い動きで反応も良かった。前走時よりも切れが出てきたね」と、愛馬の状態に笑顔を見せ、「前走の新潟大賞典（１２着）は出負けして、流れも向かなかった。今回は実績のある府中で巻き返してほしいね」と、期待を寄せている。 「秋にはＧＩをと思っている馬」とは吉田豊騎手。最大目標となる天皇賞・秋へ向けて、まずはＧIIIからひとつひとつ階段を駆け上がりたい。 ※関連情報 ★トウショウウェイヴが出走するエプソムＣのデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ！ ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」は枠順確定後に無料公開開始！ ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載！　史上最強のブログ王国も要チェックです！