おしらせ
【北海道スプリントC(門別)】快速スパローvs実績ヴァンクル
18日、門別競馬場では交流重賞・第13回北海道スプリントカップ(交流GIII・ダ1000m)が行われる。ダート1000m戦では10戦して8勝2着2回という快速小僧スパロービート(牡4、川崎・高月)や、昨夏プロキオンS勝ちの実績があるヴァンクルタテヤマ(牡7、栗東・武田)あたりが上位争いを繰り広げそうだ。 前々走の船橋記念で重賞初制覇。前走では4カ月ぶりも苦にせず人気に応え、6連勝を飾ったのがスパロービートだ。戦法は豊かなスピードを活かしてのケレン味のない逃げで、成績欄のコーナー通過順には見事に「1?1」が並んでいる。久々を叩かれ、気配は良化一途。9日に大井競馬場で行われた追い切りでは余力を残し4Fで51秒4(強め)と上々の動きを見せ、大きく上積んで目標の一戦に向かえそう。交流戦でJRA勢とは未対戦ではあるが、ここまで見せてきたダ1000mのスペシャリストぶりを持ってすれば実績馬たちを一蹴するシーンがあってもまったく不思議はない。 JRA勢のなかでは昨夏にプロキオンS、交流重賞・佐賀記念と連勝したヴァンクルタテヤマが断然の実績上位だ。前走栗東Sでは12番人気の低評価を覆し2着に入線と、叩かれつつ順当に良化を果たしている。13日、札幌競馬場のダートコースで終い重点に追い切られ、鋭く伸びて態勢十分を感じさせる動きを見せた。地方コースでは未経験ながらJRAにおいてはダ1000m戦で5戦4勝。スパロービートとの主導権争いを制すれば、貫禄示してあっさりの押し切り勝ちが見えてくる。鞍上を務める男・藤田伸二騎手の手綱にも注目だ。 前走栗東Sで1番人気に推されながら9着に敗れたカブリン(牡7、栗東・森)がここでの巻き返しを期し入念に乗り込まれている。10日、武豊騎手が跨った坂路調教では4F51秒6の好タイムをマークし、態勢整っているところを見せた。好位から鋭く脚を伸ばせるレースセンスはメンバー随一のもの。展開次第では先行勢をまとめて差し切るシーンがあってもいい。 ※関連情報 ★ヴァンクルタテヤマに騎乗する藤田伸二騎手の公式ブログ「藤田伸二の男道」をチラ見すればよろしいやん? ★騎手・調教師など関係者のブログが満載! ブログ王国を見逃すな! ★その他のニュース、レース回顧など最新情報もチェックだ!