【宝塚記念】ファンの期待に応え、そして勝つ！ディープスカイ

栗東　坂路　不良　Ｇ前追う 51.9-37.9-25.1-12.7 「ウオッカを負かした上で凱旋門賞を目指したかった」（昆師）。ほぼ栄冠を手中に収めかけた安田記念は、ゴール前の強襲に屈し２着。しかし、春の最大目標に掲げていた宝塚記念では逆転できる?そう信じていたが、ライバルの回避により、夢舞台での決着は実現しなかった。 　ウオッカの回避により、夏のグランプリは“１強”ムード。「勝たなければならないレース」（四位騎手）、「ウオッカが回避となればますます負けられない」（昆師）と、陣営も勝利を命題に掲げる。 　そんな陣営の意気込みを感じてか、馬自身も最終調整で万全の動きを披露した。前夜から雨が降り続き、馬場コンディションは最悪な状況の中、開門直後の坂路を豪快に駆け上がってみせた。 　テンはゆったりと入り、２Ｆ目からは徐々にペースアップ。重心は低く、躍動感溢れるフットワークで加速すると、ラスト１Ｆは１２秒７でフィニッシュした。各馬が脚を取られて伸びあぐねる悪条件だったが、それをものともせず加速するあたりは底力のなせる業。仕上がりに一点の曇りも感じられない。 　追い切りに跨った四位騎手は「終いだけ追ってほしいという指示。雨の中でどうかな、と思ったけど、ずっといい感じで（坂を）上がってくれた。いい動きだったね」と、好感触を得ている様子。その上「道悪はこなせると思うし、本当に強い馬ならどんなコンディションでも力を発揮しなければならない。ファンの期待に応えられるレースをしたいね」と、力強く抱負を語ってくれた。 　断然の１番人気に支持されることは確実な情勢。歴戦の古馬が揃い、決して楽な相手ではないことは確かだ。それでも、凱旋門賞挑戦への夢、そして秋に迎えるウオッカとの決着のために、ここで負けるわけにはいかない。 ※関連情報 ★宝塚記念の着順を当てるだけで賞金１０００万円【ウマージャンボ宝塚】開催中！ ★ディープスカイが出走する宝塚記念のデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ！ ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」は枠順確定後に無料公開開始！ ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載！　史上最強のブログ王国も要チェックです！