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「幻の三冠馬」アグネスタキオンが急性心不全で死亡

今週末の宝塚記念には代表産駒ディープスカイが挑む。弔いの勝利を捧げることができるか!?

 現役時代は無敗で01年の皐月賞を制覇。引退後は種牡馬としてロジック、ダイワスカーレット、ディープスカイ、キャプテントゥーレら活躍馬を多数輩出したアグネスタキオン(牡11)が22日、けい養先の社台スタリオンステーションの馬房内で死亡した。死因は急性心不全とのこと。  同馬は父サンデーサイレンス・母アグネスフローラ(その父ロイヤルスキー)という血統。00年12月に新馬戦でデビュー勝ちを収めると続くラジオたんぱ杯3歳S(現ラジオNIKKEI杯2歳S)、弥生賞とデビュー3連勝を飾る。その後、単勝1・3倍と圧倒的1番人気に推された皐月賞でも快勝した。しかし同レース後に左前浅屈腱炎の発症が判明し、ダービーを前に無念の引退。そこまで見せてきた圧倒的なパフォーマンスから残りのニ冠制覇も確実と見られており、「幻の三冠馬」と後に評されることとなった。生涯競走成績は4戦4勝(うち重賞3勝)。獲得賞金は2億2208万2000円。  種牡馬としては初年度産駒からさっそくショウナンタキオンが新潟2歳Sで勝利、そしてロジックがGI・NHKマイルCを制覇。07年には産駒ダイワスカーレットが桜花賞を制しクラシックタイトルを手にすると、08年にはキャプテントゥーレが皐月賞、ディープスカイが日本ダービーとそれぞれ異なる産駒が牡馬クラシック2冠を制し、リトルアマポーラもエリザベス女王杯を制するなど大躍進。取得賞金33億5073万3000円で08年のリーディングサイヤーとなった。09年も6月21日現在までリーディングサイヤー4位に位置しており、サンデーサイレンス系の後継種牡馬として期待がされていただけにその死が生産界に与える影響は大きいものがある。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ!現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!

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