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【宝塚記念】有力馬1週前追いレポート
今週末、阪神競馬場のメイン競走は09年中央競馬上半期の総決算、初夏のグランプリ宝塚記念だ。昨年のダービー馬ディープスカイ、金鯱賞を制してここに臨むサクラメガワンダー、4月の大阪杯でディープスカイを封じているドリームジャーニーら有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポートします! なお「出走へ前向き」といったんは報じられたウオッカは回避が決定し、秋の大舞台へ向けて休養に入ることとなった。 サクラメガワンダー 阪神コース中距離の重賞を3勝(鳴尾記念2、ラジオたんぱ杯)と、コース相性は抜群だ。堂々の1番人気を背負った前走・金鯱賞で勝利し、勢いに乗り初GI勝ちに挑む。 18日、坂路での1週前追いはソフト調整となり時計は4F57秒6?1F12秒7(G前追う)。タイムは平凡だが、終い仕掛けられての反応はまずまず。一連の好調はキープできていると見ていいだろう。中間は軽めの調整続くが「レース当週でビシっとやるつもり」と、友道師。最終追い切りの動きに注目したい。 スクリーンヒーロー 昨年のジャパンC馬だが、春の天皇賞は14着と案外な結果に終わってしまった。「タフな競馬だった阪神大賞典の反動と、そして距離でしょう」と、鹿戸雄師は敗因を分析。距離短縮となるここでの巻き返しに燃えている。 中間は放牧に出されリフレッシュ。5月下旬に帰厩し、順調に乗り込まれている。17日に美浦ウッドコースで行われた1週前追い切りは追走してくる格下馬に胸を貸す貫禄の内容だった。動きには柔軟さがあり、順調に最終追い、そして本番を迎えられそう。 ディープスカイ 安田記念から中2週での出走になるが、レース翌週の金曜日に坂路で時計が出せたように目立った疲れはない様子。17日には坂路で4F53秒0?1F12秒3(強め)、21日には4F55秒6?1F12秒4(強め)と意欲的な乗り込みが続いており、2回使われての上昇ぶりは明らかだ。 「叩かれて気持ちも入ってきましたね。距離もマイルよりは競馬がしやすいはず」と、管理する昆師はGI3勝目へ大きく意気込んでいた。 ドリームジャーニー 前々走の大阪杯でディープスカイを撃破。前走天皇賞・春でも3着に入るなど今期の充実ぶりは著しい。13日に放牧先から帰厩、17日にはさっそくDWコースで追われたが、まったくの馬なりで6F81秒5?1F12秒6をマーク。手綱を取った池添騎手も「天皇賞を使った反動は感じないね。問題ない動き」と、好感触のコメント。2歳時の朝日杯FS以来となる、2つ目のGIタイトル奪取なるか。 ※関連情報 ★騎手・競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェック! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!