おしらせ
【日曜福島メイン/バーデンバーデンC】実績上位!アポロドルチェ
今週日曜日、福島競馬場のメイン競走としてオープン特別・バーデンバーデンC(芝1200m)が行われる。オープンクラスでの実績馬が揃ったが勢いのある上がり馬2頭も入り混じり、加えてハンデ戦とあって難解な一戦。昨年の覇者アポロドルチェ(牡4、美浦・堀井)が人気の中心となりそうだ。 昨年このレースで3歳馬ながらハンデ52キロを利して古馬勢を打ち破ったのがアポロドルチェ。2歳時には京王杯2歳S勝ちがあり、昨秋のスプリンターズで5着、今春のGI高松宮記念ではスタートで大きく後手を踏むも直線追い上げ勝ち馬に0秒7まで迫るなど、実績では頭ひとつ抜けた存在だ。 前走ダート戦での大敗後、立て直しを期し短期放牧に出され、リフレッシュ後はここを目標に乗り込まれている。24日、美浦南Dコースで行われた最終追い切りでは、終い仕掛けられるとラスト1F11秒7と上々の伸びを見せた。「前走は前が壁になってまともに追えなかった。ここは昨年勝っているレースだし、相性のいい福島で改めて期待したいね」と、陣営の期待は大きい。ハンデは前年より4キロ増の56キロ、鉄砲実績なしと苦しい材料も揃うが、地力の違いで押し切ってしまってもおかしくない。 芝1600?2000mのレースに良績が集まるピサノパテック(牡7、美浦・藤沢和)だが前々走、初の1400m戦だった谷川岳Sで3着、こちらも初の1200m戦だったテレビ愛知OPで2着と短距離戦線に矛先を変え新味を見せている。「速い流れになる短い距離のほうが集中力が持続していい感じだね。スッと好位置をとれるテンのスピードはあるし、中間も具合も変わりなく良いので、見苦しい競馬にはならないと思う」と、陣営関係者は上位進出に意気込む。24日の美浦坂路調教では馬なりでキビキビした動きを披露し(計時はオールエラー)、態勢整っているところを見せた。 前走準オープン戦を快勝しオープン入りしたシャウトライン(牡5、栗東・坂口大)の勢いにも注目。昨年末までは500万下条件で走っていたが今年に入り3勝と急速に力を付けてきた。「左回りは良くないけど、右回りの平坦1200m戦ならオープンでもいいレースをしてくれると思う。体調も凄くいいし、これで好勝負できないようではオープンでは通用しないと思っているよ」と、坂口大師は昇級の一戦にもやれる手応えを感じている様子。 最終追い切りは栗東芝コースで馬任せで追われたが5F59秒2?1F11秒6と絶好の動きを見せた。 「雨はダメ。良馬場が条件」 という陣営の願いが叶えば、先行勢をまとめて差し切るシーンが見られるかもしれない。前走に引き続き鞍上を務める吉田隼人騎手の手綱捌きにも注目! (UMAJIN編集部) ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切りニュースなど最新情報はこちらでチェック! ★バーデンバーデンCにはマルブツイースターで騎乗する村田一誠騎手、ワールドハンターで騎乗する田中勝春騎手も騎乗! JRA騎手・関係者のホンネが読める「ブログ王国」をお見逃しなく! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!