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【帝王賞】砂の王者ヴァーミリアンが復権V!
24日、大井競馬場で行われた南関東競馬の上半期を締めくくる大一番・第32回帝王賞(交流GI・ダ2000m)は単勝1・6倍と1番人気に支持されていたヴァーミリアン(牡7、栗東・石坂)が道中3番手から直線で鋭く伸び、人気に応えて勝利した。鞍上は武豊騎手。 レースは06年のこのレースの覇者・アジュディミツオー(船橋)が逃げ2番人気のフリオーソ(船橋)が2番手、ヴァーミリアンが3番手で追走する展開。3コーナー過ぎでアジュディミツオーは失速し、フリオーソとヴァーミリアンのマッチレースの様相となったが、脚色で勝ったヴァーミリアンがゴール前でフリオーソを3馬身突き放し、ゴールを先頭で駆け抜けた。2着はフリオーソ、3着には道中4番手からそのまま伸びたJRAのボンネビルレコードが入線した。 ヴァーミリアンはこれでJRA・地方あわせGIで7勝目。これはシンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクトらと並ぶ日本タイ記録となる。近3走は惜しい敗戦が続いていたが、休養をはさんで復活のVとなった。 レース後のインタビューで武豊騎手は 「完全復活といっていいですね。これからもっともっと頑張ってくれると思います」 と、笑顔で答えていた。 払い戻しは馬連210円、馬単310円、3連複510円、3連単1080円。人気サイドの決着となり、落ち着いた配当となった。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ! ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載! 史上最強のブログ王国も要チェックです!