【新関コラム】サマー2000シリーズ第２戦・函館記念！

　今週は、先週に引き続き新潟・小倉・札幌の３場開催。札幌は来週から引き続きもう１２日間開催が行なわれますが、一応、変則１２日開催で行なわれている１回札幌の最終週となります。 　その札幌競馬場で、１回札幌最終日を締めくくる重賞・函館記念が行なわれます。このレースはサマー2000シリーズ第２戦で、第１戦の七夕賞からの転戦組はほとんど出走を予定していないので、函館・札幌滞在組にとっては、実質、サマー2000シリーズの開幕戦となります。 　いつも通り出走予定馬の中から関東の注目馬を紹介ますが、今週紹介したいのは、昨年の菊花賞以来の一戦となるマイネルチャールズです。菊花賞後に軽度の屈腱炎を発症してしまいましたが、現在は完治しており、宝塚記念や七夕賞でも復帰出来たほどでした。 　札幌競馬場への入厩は１１日で、わずか２週間での出走となりますが、ビッグレッドファーム真歌でしっかりと乗り込まれており、札幌ダートで追われた入厩後の初時計で、いきなり５Ｆ６４秒６という時計をマークしています。 　現４歳世代が今年に入って不振がちという事で、この世代の代表馬といえるマイネルチャールズには、ぜひとも頑張ってもらいたいところです。 　そして今週も、今週デビュー予定の２歳馬を紹介します。今週の注目馬は、藤沢和厩舎のラッキーダイスです。５月に一度入厩してから一度山元トレセンに戻りましたが、再び６月下旬に再入厩し、順調に調整が積まれています。藤沢流の馬なり調教で、一杯に追われる調教は行っていませんが、本数はこなしていますし、次走以降の事を考えても、伸びしろがあって良さそうです。 　半兄はデビュー２連勝で芙蓉Ｓを快勝したダイワプリベールという事で、血統的にも２歳戦から注目したいところですね。 （新関 力）