【函館記念】狙うはワンツー！　ドリームサンデー＆サクラオリオン

ドリームサンデー 札幌　芝　稍重　強め 82.0-65.5-50.6-36.0-11.6 サクラオリオン 札幌　芝　稍重　Ｇ前仕掛 82.6-66.1-50.8-36.2-11.6 　前哨戦の巴賞で２着だったドリームサンデーと３着だったサクラオリオン。池江郎厩舎勢の２騎が、好内容の追い切りで函館記念でのＶへ猛アピールを敢行した。 　休み明け、10キロ増で挑んだ巴賞で勝ったマンハッタンスカイにクビ差の２着と食い下がる好走を見せたドリームサンデー。ひと叩きされた効果か、この中間に気配はグンと上昇しており「本番」での逆転へ陣営は大きく意気込んでいる。 　池江郎勢のもう一騎、サクラオリオンも放牧明けで「いくぶん余裕のある仕上げ」（陣営）ながら巴賞で勝ち馬に０秒１差の３着と好走。この結果を含め札幌芝は【1.1.1.0】と、好相性。こちらも逆転の目は十分にあると言えるだろう。 「２頭とも直前に牧場から入ったんだけど、それにしては頑張ってくれた。順調に状態は良くなっていますよ」と、担当する大久保助手はそれぞれに対し叩かれた上積みへ期待するコメント。 　注目の直前追いは２２日札幌競馬場の芝コースで行われ、サクラオリオンが３馬身ほど先行し、ドリームサンデーが追走する展開に。中１週ということもあり道中はゆったりとしたペースで進んだが、馬体が合ってからはそれぞれ闘志を剥き出しにし、最後まで互いに譲らず併入フィニッシュ。ラスト１Ｆはそれぞれ１１秒６と抜群の切れ味を見せた。 「２頭ともいい動きでレースが楽しみになりました。距離延長の2000mで強いのはサクラオリオンのほうかな。ドリームサンデーは同型（コンゴウリキシオー）との兼ね合いひとつ。競るぐらいなら控えるという手もあるしね。とにかく自分の競馬をしてほしい。時計がかかるような競馬なら、なおいいね」と、大久保助手は２頭ともにチャンスあり、と踏んでいる。 　巴賞を勝ったマンハッタンスカイが前走から据え置きの斤量５７キロなのに対し、クビ差のドリームスカイ、クビ＋クビ差のサクラオリオンはそれぞれ１キロ減の５６キロで理論上は逆転可能。もちろん重賞３勝インティライミ、ＧI馬レジネッタ、そして昨年のクラシックで活躍したマイネルチャールズら巴賞を経由していない実績馬の存在も考慮に入れる必要はあろうが、前哨戦を叩かれての上積みは彼らにないアドバンテージだ。池江郎勢、ワンツーフィニッシュへの条件は揃っている。 ※関連情報 ★ドリームサンデー・サクラオリオンが出走する函館記念のデータ予想、全馬追い切り速報など充実のレース情報はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ！ ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」は枠順確定後に無料公開開始！ ★現役騎手、調教師など競馬関係者のブログが満載！　史上最強のブログ王国も要チェックです！