【小倉記念】有力馬１週前追いレポート

　今週末の日曜日、小倉競馬のメインとしてサマー2000シリーズの第３戦・小倉記念が行われる。有力馬１週前追い切りの模様を詳細レポート！　 クラウンプリンセス 　休養明け２戦目の前走・米子Ｓを快勝。以前は使い減りする傾向があったが、この中間は回復が早く馬体は充実している。２３日の栗東坂路ではテンから軽快に進み、一杯まで追われる僚馬を尻目に馬なりのまま１馬身先着した。しなやかなフットワークで全身を使い切り、弾むような躍動感のある動きで、デビュー以来ベストのデキと言っていい仕上がり。 コスモプラチナ 　前走マーメイドＳを逃げ切って重賞初勝利。その後ひと息入れて精神面に進境あったか、落ち着いた雰囲気に好感が持てる。全体的に肉付きが良くなり、トモの蹴りも一段とスピード感が増した印象だ。休養前とは馬が違っており、調教も以前よりハードな内容をケロッとクリアしている。２３日栗東ＣＷコースでの追い切りでは、５Ｆ６６秒８?１Ｆ１２秒４（直線仕掛け）と好タイムをマークし、２６日同コースではまったくの馬なりでラスト１Ｆ１２秒５。伸び伸びとしたフォームで駆け抜け、好調ぶりをアピールした。 ダイシングロウ 　昨年の２着馬。前走エプソムＣは折り合いを欠いて１５着に沈んだが、ひと息入ったことで落ち着きを取り戻している。２５日に栗東ＣＷコースで追われると終いの仕掛けに機敏に反応しラスト１Ｆ１１秒３の切れ味を見せた。大阪杯ではドリームジャーニー、ディープスカイに０秒４差と迫る走りを見せており、力そのものは最上位クラス。しっかり折り合いさえつけば、圧勝まであってもおかしくない。 ホッコーパドゥシャ 　七夕賞では大外から良く追い込んで３着。その後も好調を維持しており、トレセンで見せる姿は活気にあふれている。間隔が詰まっていることもあり、２２日栗東ＣＷコースでの追い切りはサラッと流す程度の調整となったが４Ｆ５３秒６?１Ｆ１２秒９をマーク。いい状態で最終追い切り、そして本番へと臨めそう。 （UMAJIN編集部） ※関連情報 ★騎手・競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェック！ ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」は枠順確定後に無料公開開始！