おしらせ
【NST賞】調教で豪快先着!ダイワディライト
今週日曜日、新潟競馬場のメイン競走として行われるのがオープン特別・NST賞(ダ1200m)だ。ここまでダート短距離で崩れのない走り見せてきたダイワディライト(牡5、美浦・二ノ宮)が中心のレースになりそうだ。 前走、昇級して挑んだ千葉Sで小差の2着と、オープンの壁を感じさせない走りを見せたのがダイワディライト。ここが約5カ月ぶりのレースになるが順調すぎるほどの調整過程を踏んできており、いきなりでもやれそうな態勢だ。 29日、美浦Dコースで行われた最終追い切りでは7馬身ほど先行させた僚馬へ大外から取り付くと、終いはビッシリ追われ逆に7馬身突き放す圧巻の内容を見せた。「脚元にボルトが入っているので、今まではそんなに(強い調教が)できなかった。でも、今回は思い切りできたのが良かったね。これで息はできたと思う」と、二ノ宮師は万全の態勢に笑顔でコメント。 デビュー以来9戦して8連対。唯一連を外したのが昨年8月の新潟・岩室温泉特別だが「あのときはここまでビッシリ追えなかった。いまは順調だよ」と、状態の違いを師は強調する。鉄砲実績もあり、ここは圧勝するシーンまで考えておきたい。 前走、交流重賞のスパーキングレディC(川崎)で逃げ粘り2着と健闘したクィーンオブキネマ(牝5、栗東・領家)の勢いも軽視できない。29日に栗東CWコースで追われたが5F68秒0?1F12秒4(一杯)としっかり伸び、さらに状態上向きと見ていいだろう。 「(前走)マイル戦でも踏ん張ってくれたが、距離短縮はもちろん歓迎」と、好スタートからの逃げ切りに領家師は期待している。 前走プロキオンS(GIII)で11番人気ながら4着と好走したサイキョウワールド(牡7、栗東・坂口大)も、先手を奪っての押し切りを狙う1頭。中2週の出走とあって29日の追い切りは流す程度のものだったが、栗東坂路4F53秒4?1F13秒5(馬なり)をマーク。時計は平凡だがスムーズな脚捌きを見せ、好調ぶりをアピールした。「時計は馬場が渋ってのものだからこんなもの。前回は恵まれた部分も大きいし、年齢的に休み明けを叩かれ急上昇というほどではない。ただ、暖かい時期はツメの状態がいいのでどんどん使っていきたいね」と、坂口大師はチャレンジャー精神を強調していた。 (UMAJIN編集部) ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切りニュースなど最新情報はこちらでチェック! ★サイキョウワールドには吉田隼人騎手が騎乗! 吉田隼騎手「HAYATO AREA」で意気込みをチェック! またNST賞にはサクラビジェイで田中勝春騎手も騎乗! その他JRA騎手・関係者のホンネが読める「ブログ王国」をお見逃しなく! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!