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【関屋記念】有力馬1週前追いレポート
今週末の日曜日、新潟競馬場のメイン競走は伝統のマイル戦・関屋記念だ。出走を予定している有力馬たちの1週前追い切りの模様を詳細レポート! キャプテントゥーレ 08年の皐月賞馬が1年4カ月ぶりの復帰戦を迎える。6月中旬に帰厩してから順調に乗り込まれているが、キビキビした身のこなしや息の入り方からは長期休養のブランクを感じさせない。馬体もすっきり見せており、放牧先でも丹念な調整を積んできたようだ。31日、栗東坂路での追い切りには正パートナー川田騎手が跨り、直線で同厩の新鋭2歳馬カリビアンペガサスと追い比べとなったがゴール前でグイッとひと伸びし1馬身半の先着と貫禄を示した。仕上がりそのものは文句なし。あとはレース勘と初の新潟コースがどう出るか、だけだろう。 スマイルジャック ここまでマイル重賞勝ちこそないがスプリングS制覇、ダービー2着の実績がありここでは力量上位の存在だ。出遅れに加え、道中不利があって9着に終わった前走・安田記念からの巻き返しに陣営は燃えている。その後は厩舎に置かれ、入念に調整されてきた。29日に美浦Wコースで行われた1週前追いでは終い重点にビッシリ追われ、5F68秒5?1F12秒9(直線一杯)のタイムをマーク。弾力のあるフットワークは絶好調を感じさせるものだった。 トウカイオスカー 一昨日の1600下特別・新潟日報賞で1番人気ドリームゼニスに2馬身差をつけ快勝。レース後のダメージも少なく、陣営は新潟に滞在したまま連闘で関屋記念へ駒を進めることを決意した。イレ込む癖がある本馬にとって滞在競馬はうってつけ。勢いそのままに念願の初重賞制覇なるか。 ヒカルオオゾラ 前走エプソムカップ2着後、熱発があり若干間隔を置いてここへの臨戦。一頓挫の影響か、この中間はタイムが詰まってこない。2日の栗東坂路調教では4F53秒9?1F12秒9(馬なり)と水準の時計は出たが全体的な動きに切れが感じられなかった。最終追いでどこまで変わり身を見せるかが焦点。 マルカシェンク 昨年このレースの覇者が半年ぶりのレースに挑む。放牧から帰厩後、7月から速い時計を出し始め、調整は順調だ。29日は栗東CWコースで追われ7F97秒6?1F12秒0(馬なり)をマーク。馬任せの内容だったが終いは自らハミを取り鋭い伸びを見せた。脚元の不安はもう問題ないと見ていいだろう。昨年も休み明けでこのレースを制している鉄砲巧者だけに、あっさり連覇を成し遂げるシーンまで考えておきたい。 (UMAJIN編集部) ※関連情報 ★スマイルジャックに三浦皇成騎手が、ロジックには吉田隼人騎手が騎乗予定! 三浦皇成騎手公式ブログ「皇成 aim at the top」、吉田隼人騎手公式ブログ「HAYATO AREA」はじめ騎手・競馬関係者ブログが満載の「ブログ王国」はこちら ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェック! ★気になるあの馬の能力順位は? 究極の予想数値「指数X」は枠順確定後に無料公開開始!